26.脅威がマジで脅威 ページ30
ぼけっと間抜け面をしている私の頰をぷにぷにとするゾムさん。ペリドットみたいな色の瞳が、私の瞳に映ってる。
als「あっっ!?ゾム!Aから離れて!まだ怪我してるんだから!」
zm「知っとるで?でもグル氏が呼んでんねん。せやから俺が迎えに来た」
als「……まさか運び方って…」
zm「ンヒヒ…ご名答」
彼はそう言うやいなや、掛け布団をバッと剥ぎ、私を軽々とお姫様抱っこしたのだ。そう、プリンセス抱っこ。ゾムさんの端正なお顔立ちがめちゃくちゃ近い。
ちなみに私はさすがにメイド服じゃなかった。
それとアリスとチー君がムン○の叫びみたいな顔してるけどそれどうなってんの?
rbr「あっ、あ〜〜〜〜っ!!?ぞ、ゾム!それはずるいで!株上げるよーなことして!」
zm「別に上げようなんて思っとらんわぁw。……でも、メイドさん寒そうやなぁ」
貴「べ、別に、大丈夫ですので、ゾム様降ろしてくだ…ふっ、ふぁっ…ヘクシュンッ…ん、」
zm「…………………………ちょっとごめんなぁ」
ゾムさんは私を一旦ベッドへ降ろすと、おもむろにパーカーを脱ぎ始めた。ん?もしかして私がくしゃみしたから寒いって思ったの?ち、違います!
ゾムさんの髪の毛が鼻を刺激して、くすぐったくてくしゃみしたんです!!!!
まぁ、それが通じる訳でもなく。
パーカーを私の上から被せ、ちゃんと腕まで通してくれて、チャックも上まで閉めて、満足気な表情を浮かべ、またお姫様抱っこをした。
この一連の流れで惚れかけたわ。
als「やだ…Aの萌え袖パーカー…!ろ、ロボロ!カメラは!?」
rbr「医務室にも監視カメラばっちりや」
ci「よくやったロボロ!!けどゾムさんはアカンなぁ…(てかAのくしゃみ相変わらずええなぁ…)」
−−−−−−−−−−−−−−
自分より一回り小さな体を持ち上げ、そして初めて聞いたあんな声。
zm「…(なんや今の…めっちゃ……)」
一人静かに、バレぬよう舌舐めずりをした。
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ゆきな(プロフ) - 煽りの呼吸笑笑 (2019年12月27日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
にあ - ミーシャ強しww 、、好きです頑張ってください! (2019年9月7日 20時) (レス) id: 0a6c0fb42c (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - ミーシャちゃん夢主ちゃんのなかでどうなってんのww (2019年9月6日 20時) (レス) id: 98934c9ea5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 推しが…可愛すぎる… いや、推しだけじゃなく全員可愛い…これからも頑張って下さい! (2019年9月4日 19時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - はぁ〜、ニヤケがとまらん。すき...(語彙力) (2019年9月1日 18時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉ねぎ | 作成日時:2019年8月17日 3時