すとぷりのキレてる最年少 vol.2【男主】

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時計の針が丁度12になる寸前に防音室に足早に向かい

ﾊﾞﾝｯ

｢さとみ！お誕生日おめでと〜！｣


さ｢うわっ、びっくりした…｣


＜えもかくん？

＜さとみくんお誕生日おめでとうございます！

＜さぷらいず？！？



｢プレゼントです｣

さ｢おー、おー、、｣

｢えなに泣きそう？｣

さ｢ちげえよ、バカ｣

｢いつも俺の事大切に…してくれてありがとう…そのいつもは…恥ずかしくて…跳ね返しちゃったりするけど…ほんとは…うれし…ぃ…｣

思ってることを言うつもりが恥ずかしすぎて顔に熱が集中するのが分かる。


さ｢…ありがとな｣

いつもみたいに煽ってきたりもせず素直にお礼を言ってくれるから尚更恥ずかしくなる。


「〜〜ｯ…い、いいからプレゼント開けて！！｣

さ｢照れてんだろ？wwwww｣


｢うるっせー！｣


俺が結んだリボンを解いてプレゼントを開けていくのをただただ眺める。

プレゼントの箱からは財布がでてきた。


さ｢財布…？｣


｢そうそう。最近変えたいなーって言ってたし…｣


さ｢言ってたっけ？｣


ｳｯ…

｢いｯ、言ってたわばーか!!!!!｣


さ｢んー？｣

ニヤニヤとこちらを見てくるさとみ。


恥ずかしすぎるので今放送中なのは忘れることにした。


｢あ、改めてお誕生日おめでとう……これからもよろしく…｣


ぼすっとさとみの胸に飛び込み顔を隠すように抱きつくとため息をついて


さ｢こちらこそ。｣

と頭をポンポンしてきた。



この1年が実り多き素敵な一年になりますように。



────────


財布 _ いつも傍にいたい 貴方と一緒にいたい


────────


さとみくん。お誕生日おめでとうございました。

次話からゴテゴテのシリアスなので温度差に気をつけてください。

余談ですが1から見直してたら伏線回収してなさすぎて全私が泣きました。見逃してください

(編集しにくかったので新しくアカウント作り直しました。 管理人になってます 乗っ取りではありません。)



垢名_ もか@雑草

74話→←番外編:お誕生日おめでとう

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