セクシー兄貴がちびっこになった件について。

さん…じゅう…ごっ…泣 ページ36

藤ヶ谷side



｢うぅーっ、…はーっ…｣



そんな声がして目が覚めた



藤｢んん…ひりょ？｣



隣を見ると赤い顔して魘されているひろ



おでこに近づけた手は触れる前に熱気を感じ取った



北｢う"っ…はぁ…｣



藤｢ひりょ？おっきして！！！｣



そんなんで起きる気がしない



わたっ…！



急いで下に降りるとリビングにいたのは宮田



渉は朝ご飯の準備をしていて、他のメンバーはまだ自室に居るようだった



藤｢みやっ…｣



宮｢お、たいぴーおっはよん！



何、またきたみつが起きない？笑｣



そんな呑気な宮田をみて溢れる涙



宮｢えっ！？ごめんなに、どしたの？｣



藤｢ひりょ…苦しそ…｣



宮｢んー、一旦部屋行こうか？｣



俺を抱えてトントンと階段をのぼっていく



扉を開けると未だ魘されているひろ



宮｢あー、なるほど…きたみつ、きたみつ｣



割と強めに叩くと急に魘されていた声が止んでひろが起きた



宮｢あっつ！｣



北｢んん…宮田うるせぇ…｣



宮｢たいぴー、横尾さんに言って体温計貰ってきてくれる？｣



藤｢あいっ…｣



宮｢大丈夫だよ、だから泣かないで｣



宮田に頭を撫でられて落ち着いた俺はまた階段を駆け下りてキッチンに向かった

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