セクシー兄貴がちびっこになった件について。

さんじゅーにぃーっ！ ページ33

藤ヶ谷side



ひろの書いてくれた日記を読んだら素直に甘えられるようになった気がする



北｢今日の夜ご飯はカレーだって！｣



藤｢かりぇー！｣



わたのカレー！美味しいやつ！！



北｢おめめキラキラさせちゃって可愛いねぇ｣



さっきキス現場を見られて散々メンバーに弄られたひろは吹っ切れたらしく



北｢たいー、ぎゅー｣



甘ったるい声をだして俺の肩に顔を埋めている



そのまま頭をぐりぐりするもんだから



藤｢ひりょ…くしゅぐったい、はじゅかし｣



素直に言ってみると、顔をあげたひろはにやりと口角をあげた



北｢くすぐったいはいつかきもちいに変わるから！｣



って言って笑ってる



…子供に何教えてんだよほんと



藤｢たまちゃぁ！めっ！｣



ちっちゃい子って、めっ！って言えば大体嫌って伝わるよね(((



玉｢だーってレアだからさぁ？カメラに収めとかないとー｣



みつが人前でこんなにでれることも中々ないよー？と言って笑ってる



北｢たいー、｣



目線をひろへ移す



目を瞑ってたひろがぱっと目を開けたと思ったら、少しとろんとさせた



北｢たいがいてくれて、俺ほんと幸せ｣



へへへーとゆっるく笑うひろ



藤｢ひりょ…しゅきぃ｣



拝啓、デカパソ博士、俺は今素直に甘えられています、成長しましたよ



ちゅっとまたキスが降ってきて、でれでれなひろ



それを撮り続ける玉



夜ご飯を作るわた




俺らをずっと見てる他メンバー



藤｢…皆に見りゃれてりゅ、はじゅかち｣



そう言って顔を誰もいない方へふいっと向けると大きな手で捕らえられてそのままひろの顔を見つめる



北｢…見せてんの、たいは俺のもんって皆に見せつけてんの｣



そう言ってまたちぅと唇を吸ってくる



玉｢もう既に理解済みなんだけどなぁ｣



二｢藤北には叶わないよねぇ｣



そう口々に言っている



横｢っしゃ、お前らー、でれでれしてないで運んで、夜ご飯だぞー｣



その一声で、俺らはキッチンへ集まった

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