セクシー兄貴がちびっこになった件について。

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北山side


"太輔へ


こんなの書いてたなんて知らなかった


今貴方は子供の姿で隣のベッドで眠っています


長い間俺を想ってくれてありがとう


俺もずっと前から大好きでした


メンバーとして、人として


女の子が恋愛対象だった俺が初めて男を好きになりました


だからきっと、性別じゃなくて太輔だから恋をしたんだよね


もう太輔しか考えられません


一生離さないで、俺も一生離さないから


大人な太輔、早く帰っておいで…まだ子供になったばっかりだけど笑


きっと俺と同じように子供になったんだろうから、その使命をなるべく早く終わらせてね、なんて


ここに書いても届かないかもしれないけど


ずっと愛しています─”



つらつらと書き留めて、前のページに戻る



恥ずかしいけど嬉しくて勝手にニヤける



ガチャ



玉｢みつーっ…あっ｣



あ、やべ



書いたのばれる…？？



玉｢ちょっと出てきて｣



そう言われてとりあえずノートを手に持ったまま、廊下にでて玉の部屋に入った



玉｢もしかして、それ、読んだ？｣



あれ、これのこと知ってるんだ



俺の表情から察してか、玉が続ける



玉｢みつが子供の時、がやさんが読んでるとこ見ちゃったからね、俺とがやさんの秘密だったの、それ｣



ふわりと微笑む



北｢読んでて恥ずかしかったわ…｣



素直に言うとにやにやしてる玉



玉｢みつ照れてるねぇ？笑｣



北｢うるせぇ…｣



図星すぎて、恥ずかしくて堪らない



動揺から分かりやすく目が泳いでしまうのもまた、玉にバレてるんだろうと思うと恥ずかしくなる



こんなん書かれたらそりゃ誰だって照れるだろ！



しかも大好きな人だぞ！？



恋が叶うと思ってなかった相手だぞ！？



玉｢がやさん、みつにいっぱい好きを伝えてたよ



だからみつもいっぱい好きを伝えてあげてね、俺らの好きじゃたいぴーは満足しないから｣



またふわっと微笑む玉



二階堂も同じこと言ってたな、とぼんやり考えていたら、下からご飯だよーと聞こえたので、玉と2人でたいを起こして夜ご飯を食べにいった



そのノートは棚の下の方に隙間に何事もなかったかのように戻しておいた

24…？→←番外編 おめでとーう！！

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