134 イベント/ 七夕・確認 ページ34
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「ねえねえ低気圧とかはどうでもいいけどもう話していい? ていうか話すね！うっきょんは七夕祭出るの?」
「七夕祭? 何それ、いや出ないよ。そんな話来てないし」
「…」
「そっかーせっかく転校生の初めてのイベントなのに、残念！」
「…七夕祭? ……あ、零先輩が出るやつ…?」
「う、うん。朔間先輩っていうか“UNDEAD”が出るよ」
初めて自分で作るイベント。あんずはAちゃんにも声をかけようとしたのだが、連絡方法が見つからなかったので伝えることが出来なかった。
Aちゃんは頭を抑えたまま、考える素振りをする。
もうユニットの組み合わせとかを決めてしまっているけれど、今からでもオープニングなどに組み入れても良い。
このまま押せば出てくれたり…
「Aちゃん、もしよかったら七夕祭に出てくれないかな…」
「え? …でも私ユニット入ってないし、夢ノ咲のイベントはユニット形式なんでしょ?」
「あ、でも別のやり方で参加できるか考えてみるから」
「…、出れない。その日は別でライブやるから、行けない」
「…そ、そっか」
…しないか。
Aちゃんは夢ノ咲でも多忙なアイドル。無理に言っても彼女を困らすだけ。
するとAちゃんがいきなり手を掴んできた。
ギュッと握って、あんずの目をじっと見る。
「? …? えっと…」
「…また私のこと誘ってね、あんず」
今、何て、言った?
あんずは驚いて目を見開いた。
その言葉を不安そうに言うAちゃんが信じられなくて。
聞き返そうとするも間の悪いことに佐賀美先生が入ってきてしまった。
七夕祭まであと2週間ほど。その間にきっとAちゃんの言葉を忘れることないだろうと、確信していた。
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かげやま(プロフ) - LIさん» コメントありがとうございます！ただただ私が書きたいことを書いているので、そう言ってくださる方がいることに喜びを隠しきれないです(;_;)お待たせしてしまうこともあるかもしれませんがこれからも楽しんでもらえるように頑張ります！本当にありがとうございます。 (2022年9月26日 6時) (
レス) @page44 id: cbb4c9f31f (このIDを非表示/違反報告)
LI(プロフ) - 今日の更新ありがとうございます！本当にこの物語大好きです。毎回泣きそうになりながら読んでいます！このお話の内容が本当に大好きです。これからも作者様のペースで更新頑張ってください。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2022年9月25日 20時) (レス) @page42 id: 8345af9beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かげやま
| 作成日時：2022年8月21日 1時
