80、説得 ページ45
NOside
部屋に入ると、部屋の中は電気をつけてないのか薄暗く、カーテン越しに少し入ってくる光だけがこの部屋を照らしていた。
ナツキはそんな部屋でポケモンたちに囲まれながら、自分のベットの上にうずくまっていた。
トウマ「、、、電気つけていいか？」
皆部屋に入ったが、どうしていいか分からずに、立ち尽くしていると、空気を変えようとトウマがナツキに問う。
ナツキ「つけないで！、、、今酷い顔だから、、、。」
トウマが電気をつけようとするとナツキは、うつ伏せていた顔を上げ、必死に止める。それを悪いと思ったのか、小さく「すまない」と謝ると、ナツキはホッとしたように呼吸を置き、また顔を伏せ、静かに話し出す。
ナツキ「、、、ごめんね、せっかく来てくれたのにまともに顔も合わせられなくて。外の3人にも伝えといて、ごめんねって。それと心配してくれてありがとうって。」
そう呟くナツキは、とても弱々しく、ナツキとの付き合いが長いトウマでも見たことがなかった。
マオ「ナツキ、どうしたの？ナツキらしくないよ。私たちで良ければ相談にのるよ。」
リーリエ「そうですよ。同じクラスメイトなんですから。もっと私たちを頼ってください。」
マオやリーリエに言われ、ナツキは何か吹っ切れたように叫ぶ。
ナツキ「怖いの！人が、特に男の人！捕まった時、何されるかわかんなくて、怖くて怖くて仕方なかった！人と接するたびにあの時のこと思い出して、、、怖くなって、もう、いやなの、、、。」
スイレン「ナツキ、、、。」
そう叫ぶナツキは、顔はよく見えないが、泣いてるのはわかった。そんな様子のナツキにどう声をかければいいのか分からず、立ち尽くす。
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水無月 夜深(プロフ) - 更新頑張ってくださいさん» コメントありがとうございます。頑張ります！、、、でいいのかな？ (2019年6月27日 15時) (
レス) id: 876c58e39e (このIDを非表示/違反報告)
更新頑張ってください - みさみさ (2019年6月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 夜深 | 作成日時：2019年5月27日 15時
