59、行方不明 ページ23
トウマside
俺の案内で、皆をサファイアの控え室に案内する。皆驚いていたが、そのこともまとめて事情を話すため控え室へ通した。
控え室に入ると、そこにナツキもとい、サファイアの姿はなく、狼狽えるイアンとアローラモール側の責任者であろう人がいた。
イアン「トウマくん!ナツキちゃんそっちに行ってない!?」
トウマの肩を掴み、焦るような声色でトウマに聞く。皆は、何故ナツキの名前が出たのか疑問そうに首を傾げる。
マオ「ナツキ?って今日用事があるんじゃ、、、」
イアン「?その子たちはトウマくんのお友達?」
トウマ「あ、はい。今日一緒に来てたんです。それで、色々あってこっちに来てもらったんです。あと、ナツキ来てないんですか?」
イアンさんに皆のことを話し、最初に聞かれたナツキのことを聞き返す。
イアン「準備の前まではちゃんといたのよ。でもナツキちゃん、着替えとかあるからって僕が部屋から離れていて、戻ってきたらナツキちゃんだけじゃなくて、サファイアのポケモンたちまでいなくなってたのよ!
うわぁー、このままじゃライブは中止!しかも、大事な娘が行方不明って、姉さんに言ったら殺されるーー!」
イアンは嘆きながら今までの経緯を説明する。
ナツキが、いなくなった?
あいつが?
そんなはずあるか!
あいつはたまに抜けてるが、大勢の人が待っている中でそれをやめるような奴じゃない。
グレイシア(みんな、いきなり入ってきた男たちに連れていかれちゃったのよ!)
嘆くイアンに向かって、グレイシアが怯えた声で、でも、力強く言い放った。
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水無月 夜深(プロフ) - 更新頑張ってくださいさん» コメントありがとうございます。頑張ります!、、、でいいのかな? (2019年6月27日 15時) (レス) id: 876c58e39e (このIDを非表示/違反報告)
更新頑張ってください - みさみさ (2019年6月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 夜深 | 作成日時:2019年5月27日 15時