50、理由 ページ14
トウマside
〜ポケモンセンター〜
俺とナツキはとりあえずポケモンセンターに行き、妹の方のニャスパーをジョーイさんに預けた。
今はその治療が終わるのをナツキと俺に助けを求めて来たニャスパーとともに待っていた。
ナツキ「ねぇ、何があったの?」
事情を知らないナツキは俺とニャスパーに向けて尋ねる。
トウマ「俺は、雨の中、コイツが助けを求める声が聞こえて、走って行ったら、コイツが妹を助けてくれって言うから。聞く暇が無かったから聞かなかったが、どうしてあんな所に居たんだ?」
俺がそう尋ねると、ニャスパーは顔を俯ける静かに話し出した。
ニャスパー(俺たち兄妹は元々ある双子の兄妹の所にいた。昔はよく可愛がってもらったが、最近は俺たちが弱いって理由であまり構って貰えなくなったんだ。
で、ある日ご主人は言ったんだ。あの場所でちゃんと待っていたら、また構ってくれるって。だから俺たちは、あそこでずっとご主人を待っていたんだ。)
そうか、コイツらはその主人を信じて待ってたのか、、、。
トウマはニャスパーの話を聞き、ある事を思ったがあえて口に出さずにナツキにニャスパーの話をありのままに伝える。
ナツキ「、、、そう、だったのね。」
その話を聞いたナツキは、いつもの無駄に高いテンションではなく、目を伏せ、ニャスパーの頭を優しく撫でた。
テンテン テテテン←ポケモンセンターの回復の音
そんな話をしていると、治療が終わったのかまだ眠っているニャスパー(妹)を連れたジョーイさんが出てきた。
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水無月 夜深(プロフ) - 更新頑張ってくださいさん» コメントありがとうございます。頑張ります!、、、でいいのかな? (2019年6月27日 15時) (レス) id: 876c58e39e (このIDを非表示/違反報告)
更新頑張ってください - みさみさ (2019年6月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 夜深 | 作成日時:2019年5月27日 15時