【ダンキラ】キラキラハート【原作沿い】

キラキラ！その14 ページ45

「Aくん！ここまでの話を踏まえて、もっと俺のことを知りたいなら…ぜひ、俺のファンクラブ『サロン・ド・アキラ』に入会したまえ！」
「サロン・ド・アキラ……？」

トップチームのダンサーにファンクラブが存在するのは知っていましたが、まさか公認ですか！？
ビッグですね〜☆キラキラですね〜☆

「君には特別に、会員証000001をプレゼントしよう！今まで誰にも渡さなかった、レアものだよ？」
「ええっ！？そんな貴重なものをいただいてよろしいんですか？」
「もちろんさ！」
「うわあ〜…ありがとうございます！大切にします！」

えーっと…いち、に、さん、よん…
ゼロの数がハンパないです！どれだけの会員をお抱えなんでしょうか！？
び、ビッグすぎます〜！！

「ああそうだ！会報誌のバックナンバーも……あ痛！」
「うんうん、ごめんね晶。君の靴に羽虫が止まっていた気がして、つい」

影宮先輩、羽虫が仮に止まっていたとして、靴を踏んでしまうのはどうかと思います…
先輩の愛は、どうやら人に伝わりにくいもののようです〜

「ああ、ほら。昼休みも終わりだ」

あ、ほんとです！
楽しい時間はあっという間ですね〜


「午後の授業は、コーチ科と合同だったな。おい、A、お前も遅れるな」
「はい♡ごちそうさまでした！とってもおいしかったです！」

またあとでお会いしましょう！ということで、午後の授業に向けて全力ダッシュ…はお腹が痛くなるのでしませんが、授業に備えて早く校舎に戻りましょう♪



ああ……荷物の整理は、全て放課後にするしかありませんね…☆しおしお〜
でも、午後の授業もとっても楽しみです！
エトワールのみなさんとも仲良くなれましたし、悪いことばかりではありません！キラキラ☆


…校舎に向かう私の背中は、しおしおだったとかそうでなかったとか☆

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