【ダンキラ】キラキラハート【原作沿い】

キラキラ！その15 ページ16

「こんなすっげー場所で、ダンキラできるのかー！くぅ〜！わくわくしてきたっ！」
「朝日君、やる気満々だねぇ」

一方、この2人は平和そのものです〜
おじいちゃんと孫を彷彿とさせます。ほのぼの〜

「うん！やる気だし……もちろん勝つ。ダンキラってそういう気持ちでやるもんだろ？」
「ふふ、それなら…俺も本気で攻めるけれど、泣かないでおくれよ？」

ん？流れ変わったな

「…ああ、もし泣かせてしまったら……そのときは、また飴ちゃんをあげるから許しておくれ」
「聖人やっさしーい！でも、飴は聖人が食べていーぜ？だって…勝つのはオレたちだから！！」
「……ふむ、威勢のいいわっぱじゃないか。面白い…！」


前 言 撤 回

2人の背後にメラメラ、炎が見えます。
さすが紅鶴学園のダンサーです。

もれなく全員闘志メラメラ！負けん気ギラギラ！です〜！！


会場も観客が座席を埋め、いよいよ決戦のときが近づいているのを感じさせます。

きゃー…この熱気と圧、久しぶりです。

まったくぅ、早起きして〜三文の徳って思ってたのに、シアターベルと戦うなんて聞いてないですよ！

でも、反対に思わぬ強者と戦えることに燃えている私がいます。
ソラくんたちの力でしょうか？
キラキラですー☆

「なあ、まひる、零士！A！…ちょっといいか？」

・・・・・・・

「…ソラ、本気？」
「本気も本気だ！」
「…はあ、仕方ない。どうせもう俺たちが何を言ったところでやるんだろう。まひる、お前も覚悟を決めることだ」
「一回こうなったらソラは止めらんないもんね〜。しょうがない…俺もちょっと本気出しちゃおーっと♪」
「…みなさん、いいんですね？私もそのつもりで、指示を出します」
「うん、任せた！」

「じゃあ…行くぞ！メリパ！
「GO！」

ダッとみなさんがコートへ駆けていく背中を、1人見つめていました。

今この瞬間で、みなさんはダンサー、私はコーチにやっとはっきりと別れたのです。

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