シルクの彼女は絹みたい part2(?)

休憩 ページ21

Aside

貴「シルク〜？」
そう言って部屋を覗くと編集してる後ろ姿

かなり集中してるみたいで
こうなると話しかけても気が付かない

面白いから好きなんだけどね
少しだけ暗い画面に難しい顔をしたシルクが映る

そろそろ休憩して欲しいし
ゆっくりして欲しいんだけどなぁ

なんて言ったところでしてくれないのは分かってる
だから少しでもリラックスできるようにと思って

台所に戻ると
シルクの大好きなミルクティーを淹れる

Aが作るのがいちばん美味い！
ってニコニコしてくれるのが好き

貴「はい、どーぞ」
パソコンの横にそれを置いてあげると

やっと気づいたみたいで
ｼﾙｸ「おっ、サンキューな」

嬉しそうに飲んでくれた
貴「たまには休憩してね？」

言うだけ言って
邪魔にならないようにと部屋を出ようとすると

ｼﾙｸ「つかまえたー！」
後ろからギューッと抱き締められる

貴「編集いいの？」
ｼﾙｸ「いいの！もうすぐ終わるから」

そう言うと向かい合うように
私を膝の上に乗せた

シルクはこの姿勢が一番好き
ｼﾙｸ「Aが休憩してって言うしな」

そう言いながら私の首元に顔を埋めた
ｼﾙｸ「明日デートしたくてストック作ってたんだよ、久しぶりに遊びに行こうぜ！」

ニカッと笑うシルクにつられて笑う
貴「うん、楽しみしてるね！」

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