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惹かれ合う ページ3

シルクside

シルク「A〜!」
玄関で靴を脱ぎ捨てて

ソファーに座っていたAに飛びつく
貴「おかえり、どうしたの〜?」

いつも通り眠たそうな目で笑う
シルク「いや、ただAに会いたかっただけ」

ソファーに座ってからAを抱き上げると
向かい合うように俺の膝に乗せた

貴「んふふ、そっか〜私が起きる前に出てっちゃったもんね」
その笑顔が可愛くてAの前髪にキスをした

ふわっと愛用してるTSUBAKIの香りが鼻をくすぐる
好きな理由はこれ

Aが振り向いた時とか
抱きしめた時のその香りがお気に入りの理由

楽しそうに笑うAの首元に顔を埋めると
シャンプーでも柔軟剤でもない香りがする

貴「んふふ、チクチクしていたいよ」
シルク「Aいい匂いがする…」

そう言って目だけでAを見ると
不思議そうな顔で首を傾げていた

貴「何にもつけてないよ〜?」
シルク「うん、だからAの匂いだと思う」

その人の匂いが好きだと感じるのは
相手と自分の遺伝子配列が最も異なるから、らしい

貴「でもシルクもいい匂いするよ〜?」
シルク「マジ?嬉し」

つまりは遺伝子レベルで
惹かれあってるってことだ

貴「意味わかんない〜」
ふふん、と上機嫌に鼻を鳴らした

貴「シルク、シルク?ちゅーしよ」
シルク「そんでいっつも突然だよなww」

グロスで色付いたぷっくりとした唇を
食べるようにキスしてやる

貴「んふふ、たらこ」
シルク「誰がたらこだっww」

俺の唇をなぞる白い人差し指を食ってやる
貴「あっ、食べられた」

楽しそうだからいいや
少し附された目は長い睫毛が際立って

こちらを見ればおぼつかない顔をしてるのに
時々どこから出てるのか分からない色気が俺を魅了する

シルク「なぁ、Aのこと食ってもいい?」
貴「…ん、いいよ」

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設定タグ:シルクロード , シルク , Fischer's   
作品ジャンル:恋愛
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*のの(プロフ) - いけめそさん» 「ねぇ、こっちを見て…」ってやつですよね?頑張ります (2020年1月10日 22時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
いけめそ - リクエストいいですか?少し前にTikTokで流行った、「こっちを見ろ」みたいな音源を使って書いて欲しいです。お願いします (2020年1月10日 21時) (レス) id: 84ff08105e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2020年1月4日 15時

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