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私は手を引かれるまま
俯いて歩いていた
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「.......ごめんね。」
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紫耀は足を止めて
私の方を向く
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「彼氏なんて言って。
そうでもしなきゃ、
Aあの場から動けないと思って....。」
『うん、ありがとう。
私こそごめん。』
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すると紫耀は携帯を取り出して
誰かに電話をかけた
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「もしもし、廉?
Aに緊急事態。
一緒に家行くから鍵開けといて。」
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そう言って電話を切った紫耀は
また歩き始める
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私が廉くんの家に行くのは2回目
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「廉ー!」
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廉くんの家に着いた私達は
廉くんがいるであろう部屋に向かう
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「お、来たかぁ。
....、Aも。」
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廉くんはいつも私の事を察して
苦しい表情をする
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『...ごめん。お邪魔して。』
「 いいよ、どうする?
ゲームする?
それとも1回吐き出す?」
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廉くんは手に持っていた漫画を閉じた
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「言ったやろ?壊れる前にどっちかに頼ってて。
今ならお得な2倍やな!」
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紫耀は明るく言ってくれたけど
笑顔が引きつってる
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私の目からずっと堪えてたものが溢れる
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廉くんには金曜日から
さっき起こったことまで全部話した
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時々 嘘やろ、とか言って目を丸くさせながら
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話し終わると
紫耀は私を抱きしめてきた
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「ごめん、
悪いのは分かってるけど今だけ許して。」
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紫耀の胸は筋肉がついていて
強く抱きしめられたら少し痛かったけど
私はきっと紫耀達がいなかったら
今頃もっと壊れていたと思う
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苺大福(プロフ) - uhaaさん» 閲覧ありがとうございます。2は以前書いていたものを訂正している最中ですので、すぐ続きを公開してから3はパスワードを無くして公開します。学生の身分なので更新が夜になることが多くなります。把握よろしくお願いします。 (2020年2月20日 21時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - いつも楽しみに見ています!パスワード教えてもらえますでしょうか? (2020年2月20日 19時) (レス) id: 8d399c4708 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - がりこさん» 閲覧ありがとうございます。2でまだ出していないお話がありますのでそれが書き終えたら3も出します!更新遅くてすみません...。よろしくお願いします。 (2020年2月18日 23時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
がりこ(プロフ) - 続きが読みたいです、、。パスワード教えて欲しいです!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: e32e0ad290 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 昨日作品見つけて一気にここまで読んでしまいました、、、ドキドキが止まりません( i _ i )更新楽しみにしてます!!!!!!! (2019年10月25日 2時) (レス) id: cbf3d7ca2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺大福 | 作成日時:2019年10月19日 22時