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『明日何着よっかなぁ...。』
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階段を登って自分の部屋に入った時
携帯が光っているのが目に入った
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そういえば海ちゃんの家に持っていくの忘れてたっけ
なんて呑気に思って私が携帯をとった瞬間
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ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ
"れん さんから着信です。"
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永瀬くんから電話がきた
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慌てて落ちそうになった携帯をなんとか持って
少し震える手で画面を押す
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『もしも...、「あ、Aさん！？大丈夫！？」
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電話越しの永瀬くんの声は少し焦っていたけど
私からしたら
何を聞かれてるのかさっぱりわからない
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「明日の時間とか決めよう思ってLINEしても
返信ないからまた熱出したんかなぁって...。」
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ふと耳から携帯を外すと
海ちゃん家に行った直後にLINEが来てた
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ということは軽く6時間は未読無視の状態
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普段そんなに時間をあけたことがないから
永瀬くんは心配してくれたんだ...
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『ごめんね、海ちゃん家でパーティしてて...。
携帯持っていくの忘れてたの。』
「...それならいいんやけど...。焦ったぁ笑。」
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永瀬くんは
ごめんな、面倒くさい奴で。
そう言ったけど、全然そんなふうに思わない
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「Aさん、門限とかある？」
『一応20時だけど...。』
「え！？ばり早ない！？」
『私の両親過保護なの笑。』
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永瀬くんはそのあとしばらく黙って
私は永瀬くんの言葉を待つ
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そしてやっと発した永瀬くんの言葉に疑問を持った
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「明日さ、Aさんの両親家おる？」
『？いるけど。』
「そっか。じゃあ10時に家迎えに行くわ。」
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いくら遠慮しても譲らない永瀬くんに
私は諦めるしかなかった
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苺大福(プロフ) - FMYさん» 初めまして！ありがとうございます！！岸くんメインの作品が多いですが.....(汗)ありがとうございます！よろしくお願いします。 (2020年4月11日 16時) (
レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。廉くんとのストーリーきゅんきゅんしながら拝読させていただきました。他の作品も読ませていただきます！これからも頑張って下さい。楽しみにしています。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: 489c69e91d (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りんりんさん» もうすぐ終わりになります...。楽しみにしてくださってありがとうございます！頑張って書いてみます！！ (2019年12月8日 13時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - いろはすさん» ほんまですか！？ありがとうございます！私も書きながらキュンキュンしてます((( (2019年12月8日 13時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - もうすぐラストでしょうか(;д;)更新楽しみにしている作品で、毎回キュンキュンで最高のお話で泣きそうになってます。これからも廉くんmainの作品楽しみにしています！ (2019年12月8日 0時) (レス) id: de7080785b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2019年11月7日 21時
