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蓮
「涼にぃ帰ってくるまでお昼寝する？」
A
「、、んん、、まだ頑張る、の、」
蓮
「泣いてる、どした、？」
A
「やだ、、勉強、しなきゃ、！」
蓮
「今日はいっぱい頑張ったよ？
良いじゃん、Aができるとこまでで。」
A
「、でも、、学校、、、行かなきゃ、」
蓮
「学校、行きたい、？」
A
「、、行かなきゃ、だめ、、なの。」
蓮
「行かなきゃいけないとかじゃなくて、
Aは行きたい？」
A
「、、、わかんない、」
蓮
「じゃあまだ今無理して行かなくていい。
行きたいって思ったらいけばいいし、
行きたくないなら辞めて別の道を探せばいいしさ、
俺はそう思うよ。」
A
「、、ん。」
蓮
「ねぇ、半分もう目閉じてるじゃん笑
一緒にお昼寝しよ？」
A
「、、、す、る。」
涼太
「ただいまー」
蓮
「、んあ、、おかえりぃ」
涼太
「二人同じ体制で寝てたよ笑」
蓮
「まじ、？笑」
涼太
「うん、まじ。あ、ご飯できてるよ。」
蓮
「ありがとう。A起こす？」
涼太
「もうちょっと寝かせとこう、
昨日もあんまり寝れてないみたいだし。」
蓮
「あー、そっか。」
涼太
「蓮もお兄ちゃんになったね。」
蓮
「そんなことないよ、まだ全然じゃん。」
涼太
「今日どうだった？」
蓮
「ちょっと泣いちゃったんだ、A。
まだ勉強しなきゃいけないって。」
涼太
「でも蓮もしっかり声かけてくれたんでしょ？」
蓮
「まぁ、俺の意見言っただけではあるけど、」
涼太
「Aが安心できるのが大切でしょ？
それができたんだからそれで良いの。」
蓮
「うん。」
大きな事は起きないで無事お留守番が終わった。
何があってもAを信じてあげようって改めて思った。
今にも消えちゃいそうで小さい背中を、
ずっと見守っててあげようって。
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2022年1月12日 20時
