心の中に (ページ15)

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山田
「んーじゃあなにか不安なことあるかな、？
　不安な事じゃなくて俺に伝えたいことでもいいよ」

A
「、、、なにも、ない、。」

山田
「そっかぁ、分かった。
　少しお兄ちゃんとお話してもいい？」

A
「、、い、いよ、。」

山田
「ありがとう。
　じゃあまず大介くんとお話ししてくるね。」
　

山田
「どう？見てる感じ。」

大介
「んー、最近はちょっと不安定かなぁ、。
　あと過食気味だね」

山田
「何かそんな気はした。Aちゃんって
　吐いたりしないから体型の変化があるもんね。
　でも過食の後は毎回といっていいほど
　食べなくなるんだもんねぇ、、」

大介
「そうなのよぉ。
　最近は学校も気になるみたい。
　行かなきゃいけないって結構言ってる。」

山田
「学校ねぇ…、今は休学中か、、
　一回学校の先生と話してみたら？
　行きやすいような環境整えてもらえたりするかも。」

大介
「なるほどね、今度話してみるわ。」

山田
「でも無理はさせないでね？
　最初の頃よりすごく良くなって来てるから
　ここで悪化したら本末転倒だよ。」

大介
「うん、分かってる。」

山田
「じゃあここからは看護師さんの大介へ。」

大介
「はい。」

山田
「んと、お薬はそのまんまで大丈夫。
　あともし学校に渡すお手紙とか診断書が
　いるなら次の診察まで用意するから。
　家族で話し合ってからでいいんだけど、
　必要だったら次の診察の１週間前には教えてね。」

大介
「了解です。
　お薬はいつも通り郵送でお願いします」

山田
「じゃあ戻ったら手配するね」

大介
「よろしくお願いします。」

山田
「よし、じゃあ翔太くんにも話聞こうかな」

山田
「じゃあ、翔太くんともお話しさせてね？」

A
「、、うん」

大介
「その間俺と待ってようねー！」

A
「、ん。」

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