君との出会いを【吉野北人】 (ページ44)

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Aside

え？今吉野さんにあーんされてる？どういうこと？これ食べていいの？戸惑って、吉野さんと目が合ったまま固まってしまう。

北人「あ、ごめん。つい。」

そう言って顔を赤くする吉野さん、いや、北人くんにこっちまで顔が赤くなる。

北人「あーんする？笑」

「いやいや、そんな私になんかにやらないでください。」

北人「あ、また敬語。罰として食べて。はい、あーん。」

そう言ってんっと押しつけてくる。どうしよういいのかな、やばいこれは顔真っ赤な気がする。

北人「早く食べてくれないとこっちが照れるんだけど…。」

そう言って顔を赤くする。もうどうにでもなれ！

「いた、だきます…！」

そう言って食べると美味しい味が口の中に広がる。和食って幸せだな、なんてめちゃくちゃ単純か。美味しさに浸ってると

北人「美味しいに食べるね、このお店にしてよかった。」

「うん！ほんとおいしい！ありがと！」

緊張も解けて北人くんと会話が弾む。雪の話をしたり北人くんのメンバーさんの話をしてくれたりして楽しい時間を過ごす。

「お酒飲まなくていいの？」

北人「恥ずかしいことに弱くてさ…Aちゃんは？」

「私は強くもないけどまぁ飲むのは嫌いじゃないかな？くらい。」

北人「飲みたかったら飲んでいいからね。」

そう言ってくれるけど緊張すると酔いが回っちゃうタイプだから飲むのはやめとく。