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Aちゃんをなくして、生きる光さえも失ってしまったかのように見える潤。
Aちゃんが亡くなったのは、Aちゃんの飛び出しによる事故だった。
風に飛ばされたリボンを追いかけて、道に飛び出したらしい。
俺が潤の後を追って公園の前まで行ったとき
潤はAちゃんの名前を何度も呼びながら、泣き崩れていた。
潤の手の中には、真っ赤に染まったAちゃんがいて、その口には、潤が初めてAちゃんの怪我した足につけてあげた、ピンクのリボンがしっかりと咥えられていた。
公園の入り口では、和君をしっかり抱きしめたままの翔ちゃんが、辛そうに潤のことを見つめてた。
遅れてやってきたレイちゃんが潤に近づこうとしたのをとっさに止めた。
本当なら彼女であるレイちゃんに、潤の傍にいて慰めてもらうのが一番いいことなのかもしれないけど、あの瞬間、あの二人の間にレイちゃんが入り込むことが、どうしても嫌だったんだ。
「あれは事故だったんだ。潤のせいじゃないよ」
何度そう言っても、潤は寂しそうに笑うだけで、きっと自分のことを責めてたんだと思う。
何か元気づける方法はないかと、潤をペットショップに連れていった。
Aちゃんの代わりになる子がいれば、
そう思ったんだけど
もともと潤は、なぜか動物と相性が良くないみたいで、今回も潤に懐く子はいなかった。
それがさらに、潤にAちゃんは特別だったことを思い出させたみたいで、失敗に終わった。
余計なことしちゃった・・・
元気づけようと思ったけど、逆効果だったみたい。
寂しそうで辛そうな潤の背中を見ながら、どうすることもできない自分が情けなかった。
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ちな(プロフ) - ayaさん» ayaさん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです！期待に沿えるかわかりませんが、がんばりますので、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月6日 7時) (
レス) id: 39df0fabf1 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - ちなさん、こんにちは！初コメです。まだ始まったばかりのこのお話ですが、ワクワクしながら読ませて頂きました。私もＪに飼われたい！続きも楽しみにしてますね^^ (2019年4月1日 12時) (レス) id: 09a0cb5a29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな | 作成日時：2019年4月1日 0時
