丗参話 ページ34
...A視点...
甘「まだAちゃんも何も食べてない?」
甘露寺さんは真っ赤になた顔を手で隠しながら聞いてきた
『まだ...ですけど...』
私がそう答えると甘露寺さんはわかりやすく喜んでいた
甘「なら近くにいいお店を知ってるの!良かったら一緒に行かない?」
それから私は甘露寺さんと甘露寺さんオススメのお店に向かった
************
「いらっしゃいませ!」
お店に入ると優しそうな店員さんが笑顔で迎えてくれた
私と甘露寺さんはカウンター席に座ってお品書きを眺めていた
甘「天丼二杯と天ぷらセットに白米大盛り四杯、それからざる蕎麦に焼き鮭定食でお願いします!」
朝なのに凄いな...
「そちらのお客様さんは?」
『あ..えっと_握り飯をください」
店員さんは注文をメモすると厨房の方に入っていた
甘「Aちゃん握り飯だけだったけど大丈夫?」
『もとから朝は少ししか食べないんで大丈夫です』
料理が運ばれてくるまでこの前の柱合会議の話や有名な甘味処の話をしていた
甘「商店街の方で美味しい桜餅が売ってるお店があるの!今度一緒に行かない?」
『私は...全然大丈夫ですけど...伊黒さんと行かなくていいんですか?』
甘「え?」
『?...だって...お二人ってそういう関係じゃ...』
甘「え!?も、もうAちゃんったら!!い...伊黒さんは...」
甘露寺さんの顔がさっきみたいに真っ赤になっていた
乙女...だなぁ...
「お待ちどうさま!」
何とも言えぬ雰囲気になっていたところ、ちょうど店員さんが料理を運んできた
私には握り飯が二つのったお皿が目の前に置かれ、甘露寺さんにはぞろぞろとお皿が運ばれてきた
やっぱり私も甘露寺さんぐらい食べた方がいいのかな...
甘「とっても美味しそう!Aちゃんも食べましょう!」
『ええ。いただきます』
握り飯を一口食べる
ちょうどいいぐらいの塩っ気の握り飯だった
そんな握り飯がとても懐かしい感じた
"ほら、出来たよ。一旦休憩にしましょう。握り飯を用意したから"
あの時食べた握り飯は、塩が効き過ぎてしょっぱかったのを覚えている
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大正コソコソ噂話
Aの好きな握り飯の具は鮭です
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葵羽〜best friend group〜(プロフ) - イラストがすごく綺麗です!お話も面白いし夢主ちゃんも可愛いです!この作品に出会えて本当によかったです!(* ´ ▽ ` *)応援しております!頑張ってください! (2020年6月3日 22時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - ぺるさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!イラストの方も楽しみにしててください! (2020年6月2日 11時) (レス) id: 023d687807 (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - ブラックキャット0626号さん» コメントありがとうございます!これからもイラストもお話も頑張るので楽しみに待っててください! (2020年6月2日 11時) (レス) id: 023d687807 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - イラストが上手すぎます…しのぶさんと夢主が喋ってる感じのがとくにかわいかったです! (2020年5月29日 18時) (レス) id: 99e12d5a0b (このIDを非表示/違反報告)
ブラックキャット0626号 - イラストも、お話も好きです!!更新頑張ってください! (2020年5月28日 18時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焔 | 作成日時:2020年4月20日 16時