鬼の瞳隠して人の瞳隠さず

廿漆話 ページ28

...A視点...





し「でしたら竃門君は私の屋敷でお預かり致しましょう」



しのぶさんはが笑顔でそう提案する





炭「えっ？」





し「はい、連れて行ってください！」



しのぶさんがそう言い手を叩くともの凄い速さで隠の人が通り過ぎる






隠「前失礼しまァす！！」






もう一人の隠の人も禰豆子ちゃんを回収し走って去って行く





なんか...色々と慌ただしい人たちだな...







お館「では柱合会議を((ちょっと待ってください！！」





お館様が話し出した途端、炭治郎君が遮ってきた





いつの間に戻って来たんだ






炭「その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです！！絶対に！！」


隠「黙れ！！黙っとけ！！」


炭「禰豆子を刺した分だけ絶対に！！！」





隠の人が必死に押さえつけるがそんなの御構い無しに炭治郎君は動き、話し続ける





炭「頭突きなら隊律違反にはならないはず...」


隠「黙れ！！早く行くぞ！！」






次の瞬間、三つの小石が炭治郎君の顔に直撃した





炭「はぶぇっ！！」






その場でドサっと倒れる炭治郎君







時「お館様のお話を遮ったら駄目だよ」




そう言っている時透君の手には小石があった





隠「もっ申し訳ございませんお館様...！」


隠「時透様！」






隠しの人たちは炭治郎君を起こし泣きながら土下座をしていた







時「早く下がって」




やっぱり時透君は何処か大人びてるなぁ...





隠「はひっ...はいィイ！！」





わたわたと隠しの人たちは炭治郎君を回収し立ち去ろうとした





その時...








お館「炭治郎...





. 珠世さんによろしく」









炭「！？」



『！！』







今...お館様...



珠世さんって...





何故お館様が...それに炭治郎君も...







もう炭治郎君の姿は見えなくなっていた







お館「それじゃあ、気を取り直して柱合会議を始めようか」







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大正コソコソ噂話

Aは"珠世さん"に会ったことがあります。詳しくはまた本編で...

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