廿陸話 ページ27
...A視点...
お館「どうしたのかな?」
ひ「鬼の女の子はそっぽを向きました
不死川様に三度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出しても我慢して噛まなかったです」
お館「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」
不「!!」
炭「!!」
伊黒さんは乱暴に冨岡さんの手を振り払い睨みつけた
伊黒「何のつもりだ?冨岡...」
冨「......」
こうなることもお館様は分かっていたんだ...
お館「炭治郎。それでもまだ、禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」
お館様が話し出すと炭治郎君は何かに気付き、地面に頭をつけた
お館「証明しなければならない。これから炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること。
十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる」
そうすると炭治郎君は顔を上げ口を開いた
炭「俺は...俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」
お館「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月を一人倒そうね」
炭「はい...」
炭治郎君の顔は林檎みたいに真っ赤だった
甘(だめよ笑ったら!だめだめだめ!!)
『......』
宇「ッ......」
甘((プルプル
煉「うむ!いい心掛けだ!」
時(...)
し「......」プルプル
悲「...」
殆ど人が笑いを堪えていた
お館「鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり十二鬼月もを倒している。
だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。炭治郎も口の利き方には気をつけるように」
「は...はい」と返事をする炭治郎君の顔はまだ赤みが残っていた
お館「それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪をしないこと」
案の定、不死川さんと伊黒さんは注意を受けた
伊黒「......御意」
不「御意...」
禰「フガ!フガ!」
禰豆子ちゃんは箱に入りプンプンと腹を立てていた
お館「炭治郎の話はこれで終わり。下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか」
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大正コソコソ噂話
Aはお館様の声は勿論大好き。お館様の声を聞くと眠くなることもあるそうです
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葵羽〜best friend group〜(プロフ) - イラストがすごく綺麗です!お話も面白いし夢主ちゃんも可愛いです!この作品に出会えて本当によかったです!(* ´ ▽ ` *)応援しております!頑張ってください! (2020年6月3日 22時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - ぺるさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!イラストの方も楽しみにしててください! (2020年6月2日 11時) (レス) id: 023d687807 (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - ブラックキャット0626号さん» コメントありがとうございます!これからもイラストもお話も頑張るので楽しみに待っててください! (2020年6月2日 11時) (レス) id: 023d687807 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - イラストが上手すぎます…しのぶさんと夢主が喋ってる感じのがとくにかわいかったです! (2020年5月29日 18時) (レス) id: 99e12d5a0b (このIDを非表示/違反報告)
ブラックキャット0626号 - イラストも、お話も好きです!!更新頑張ってください! (2020年5月28日 18時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焔 | 作成日時:2020年4月20日 16時