鬼の瞳隠して人の瞳隠さず

廿弐話 ページ23

...A視点...






お館「お早う皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな？



顔ぶれが変わらず半年に一度の"柱合会議"を迎えられたことを嬉しく思うよ」






私たちは一斉にしゃがみ敬意を示すような姿勢をとった




炭治郎君も不死川さんに頭を押さえられ地面に倒れていた




少し痛そうだがお館様の前だからしょうがない






不「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」





お館「ありがとう、実弥」








不死川さんに先を取られた...お館様へのご挨拶...





甘(私が言いたかった...お館様にご挨拶...)








不「畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか？」







やはりこの不死川さんは何度見ても慣れないな...



炭治郎君もさっきまでの態度とまるで違うため混乱してる







お館「そうだね。驚かせてしまってすまなかった。炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めてほしいと思っている」




「「「！！」」」





お館様も二人のことを認めている...お館様はあの二人から何か感じたのだろうか






悲「嗚呼...たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる...」




宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」





甘「私は全てお館様の望むまま従います！」





時「僕はどちらでも...すぐに忘れるので...」





し「...」





『...どちらでも構いません...』





冨「...」





伊「信用しない信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」





煉「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ！！」





不「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡・藤鬼三名の処罰を願います」







殆どの人が反対している



鬼を認めるのは流石に無理なのだろうか...






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大正コソコソ噂話

Aが一番柱の中で仲が良いのは蜜璃ちゃんです。二人共甘党なので一緒に甘味処に行くこともあります。

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