【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

45話 ページ46

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最近、色々な病気のニュースが飛び交いますね。

皆さんは大丈夫でしょうか…

私は元気です。

玄弥｢姉ちゃぁ……｣

この子は風邪を引きました。

A『さ、兄さんが車出してくれますから病院行きましょ。』

玄弥｢うん…｣

実弥｢おい、準備出来たかァ？｣

A『ほら、玄弥。』

実弥｢お前も来い。｣

同伴を強要されました……

お粥作ろうと思ったのに。

A『お姉ちゃんが居なくても大丈夫ですもんね。』

玄弥｢やだぁ……｣

風邪を引くと弱々しいですね…

実弥｢行くぞ。｣

はぁい。


着いたのは良いんですけど…

ぐったりしすぎて歩けそうにないです…

実弥｢ん。｣

鍵を持たされました。

あと、玄弥の保険証と診察券。

実弥｢玄弥、乗れ。｣

玄弥｢ん…｣

おんぶされる弟を見送りつつも車の鍵を閉めて先に手続きします。

玄弥｢姉ちゃぁ｣

そんなに名残惜しい感じで見ないで下さい…

A『お姉ちゃんは先に行ってるからね。』


A『お願いします。』

保険証と診察券を出して問診票を貰います。

玄弥｢姉ちゃ…｣

あ、来た。

A『ほら、玄弥。お熱測りましょうね。』

脇に挟めて押さえます。

A『兄さん、保護者でしょう？問診票代わりに書いてあげて下さい。』

実弥｢ん。｣

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

体温計がなりました。

A『9度！？』

さっきまでは8度5分だったのに！？

綿棒入れられてインフルエンザは陰性でした。

兄は待合室で待ってるそうです。

兄弟揃って病院嫌いです…

｢ｲﾔｧｧｧｧｧｧｧ!!｣

何事！？

診察を嫌がる弟と握っていた手を咄嗟に離してしまいました。

玄弥｢姉ぢゃっ……ｺﾞﾎ！ｺﾞﾎ！｣

あら…

A『はいはい。お姉ちゃんは玄弥の傍にちゃんと居ますよ。』

頭を撫でると

玄弥｢ん…｣

｢喉見るから口を大きく開けてー？｣

玄弥｢あ。｣

さっきの絶叫なんだったんでしょうか…

診察を終えて待合室を通るところで

善逸｢センパイ!!｣

わを。偶然。

A『なるほど、先程の絶叫は善逸くんですね。』

玄弥がぎゅうっと抱きついて来ました…

玄弥｢我妻と喋っちゃダメ。｣

A『どうしてぇ…』

玄弥｢図々しいから。｣

理由が酷い…

A『善逸くんは元気ですね。』

玄弥｢馬鹿なだけ。｣

A『どうしてそんな酷い事を言うんです。』

善逸｢馬鹿に言われたくないんだけど！？｣

玄弥｢だとゴラァ！？｣

仲良しさんですね。

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