【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

3話 ページ4

sideA

今日の夕飯はどうしましょう…

杏寿郎｢お、不死川妹!!｣

あら、煉獄先生。

A『どうかしましたか？煉獄先生。何かお手伝いでも？』

杏寿郎｢素晴らしい心がけだな!!そうではなく、宇隨と不死川と飲みに行くのだが…｣

あら、じゃあ夕飯は兄さんの分は無しに…

杏寿郎｢不死川はドタキャンして帰ると言い出してな。｣

あら。

A『前々からの約束事はきちんと守って？』

実弥｢あ？｣

A『煉獄先生と宇隨先生と飲みに行かれる約束していたのならそう言ってください。初耳でしたよ。』

天元｢じゃあ！不死川の家に行こうぜ！｣

うちを宴会場にされても…

天元｢不死川の夕飯も食いてぇし。｣

玄弥｢失礼します、悲鳴嶼先生に用があって来ました。｣

あら、玄弥。

A『私は2人分作ろうが4人分作ろうが変わらないから良いですけど…』

天元｢……不死川。｣

実弥｢あ？｣

A『なんでしょう？』

玄弥｢？｣

天元｢兄の方。｣

名前で呼んで頂きたいですね。

天元｢妹くれ。嫁にする。｣

実弥｢死んでもやるかァ!!クソ野郎!!｣

取っ組み合いを始めないでください！

というか教師が生徒に求婚なんてモラル的に大丈夫ですか？

天元｢妹、どうよ？派手な人生を歩まねぇか？｣

玄弥｢…っ！｣

玄弥が私を庇うように宇隨先生の前に立ちました。

天元｢おーおー、いつもは思春期真っ盛りみてぇな態度取るくせに。｣

実弥｢退け、玄弥。俺の獲物だ。｣

A『兄さんも宇隨先生もいい加減にしてくださいっ!!夕飯なしにしますよ!!』

天元｢楽しみが減るのは勘弁だな。｣

案外あっさりですね……

実弥｢次はねェからな。｣

あらあら……


義勇｢なんの騒ぎだ。｣

A『くだらない喧嘩です。』

義勇｢そうか。｣

冨岡先生みたいに物静かな人を見習って欲しいものです。

実弥｢行くぞ。｣

今日は結局何にしましょう…

A『呑むのは良いですけど呑まれる事はしないでくださいね？』

天元｢派手に呑むのが良いんだよ。まだお子ちゃまには分かんねぇか。｣

歌舞伎町にでも行ってください。

歌舞伎町じゃなくても花街に行ってください。

杏寿郎｢安心したまえ！｣

安心出来るならわざわざ言わないです。

A『玄弥、部活頑張ってね。』

玄弥｢うん。｣

手を伸ばしてちょっと背伸びして頭を撫でたら

さっきの顔とは別人のような柔らかい笑顔で去って行きました。


天元｢不死川兄弟はドシスコンだな。｣


？

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