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2話 ページ3

sideA

教室に着きました。

「あ、不死川さん。おはよー。」

クラスメイトに話しかけられました。

A『おはようございます。』

クラスメイトは話してくれるんですが…

何故か距離があるんです…

玄弥「……」

あ、そう言えば手紙って誰からでしょうか。

【お昼休みに体育館裏に来てください。】

差出人の名前はないですね…

「不死川さーん。弟くん来てるよー。」

あら?

A『どうしたのですか?』

玄弥「あ、あの…」

思春期だからでしょうか…

上手く話せないのですか?

家では普通なのに…

実弥「予鈴鳴るぞ。とっとと失せろ。」

教師とは思えない発言。

玄弥「俺!!姉ちゃんに彼氏なんて認めないからっ!」

えぇー……

そう言って顔を真っ赤にして戻って行きました。

実弥「どういう事だァ?」

A『さあ…私にも何が何だが…』

実弥「……」


【昼休み】

「あ、不死川センパイ!」

あら、差出人でしょうか…

「お、俺…!不死川センパイのこと……!!?」

急にビクッとしないで下さる?

私もビックリします。

(なんで不死川先生が…!?めっちゃ殺気立ってる!俺ボコボコにされる!!)

「センパイが…!」

(負けてたまるか!!)

「センパイの事が…!」

告白をするってこんなに時間かかります?

奥手なご様子。

(なんか不死川弟まで殺気立って後ろにいる!!スタンドかよ!!)

A『お昼休み終わってしまいますよ?』

「センパイが背後霊憑いてて心配で!」

(やっぱり無理ぃぃ!不死川兄弟に勝てないっ!)

A『まあ……実害がないので恐らく大丈夫かと…心配して頂きありがとうございます。』

彼の震える手を握ってお礼を言います。

(笑った顔…やっぱり可愛い〜…)


告白ではなかったですね。

まあ、ある種の告白?

A『斬新。』

実弥「A、手伝え。」

はいはい。

A『次は1年生ですの?』

実弥「あぁ。それにしてもよォ玄弥はいつまで経っても点数低い。」

玄弥、数学苦手だから…

A『不得意なものを得意するのは容易ではありませんから。』

1年生の教室に入ると先程の黒髪の少年が居ました。

軽く笑ってご挨拶。

なんか、約2名が心を乱してますが気にせずにいきましょう。


「素因数分解なんて将来使わねーよな」

「役立たねーから意味ねーよな」

あっ。

兄が生徒を窓からぶっ飛ばしました…!

A『兄さん!!何をー!?』

あら、生徒さんはご無事で何より…

本当に教師とは思えない行動。

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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時

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