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二十六日目 貴方side ページ49

燭「主、今日のご飯はどうかな?」

見「とぉ〜っても美味しいですぅ♪」

鶴「むっ!光坊にばっかりじゃなくて、俺にも構ってくれよ主〜!」

兼「主〜!こっちで酒でもどうだ〜?」

堀「駄目だよ兼さん!主さんは今ご飯中なんだから!」


見習いが来て四日が経ったある日、本丸の様子は一変した。
今の会話を聞いたら理解は出来るだろうけど、ご覧の通り私を「主」と呼ぶ人はほぼいなくなった。
あ、髭兄と膝兄は別だよ?

それで、私は居ないもの扱いって事だね〜。
まぁ、昔みたいにあんな事されてないから別に良いんだけど、流石の私も居心地の良い悪いはあるから、出来れば此処から立ち去りたいんだけどなぁ…。


見「審神者様ぁ、二人だけでお話したいんですけどぉ、宜しいですかぁ?」

『んー?あぁ、構わないですよ〜。』

見「ありがとうございますぅ♪
すぐ戻るからぁ、ちょっとだけ待っててねぇ?」

清「すぐ戻ってきてよ〜!」

髭「A、これ身に付けてて。」

膝「何かあれば、すぐに俺達もそこへ行けるようになっている。」


見習いが他の人と話している間に、髭兄と膝兄は琥珀色のブレスレットと、同じく琥珀色の石がついた小さいネックレスを付けてくれた。


『ん、ピアスじゃないんだね?』

膝「気が変わったからな。
嫌だったか?」

『ううん、全然!』

髭「忘れないでね、Aには僕達がいるから。」

『……うん。』

見「審神者様ぁ!行きましょう♪」


心配そうに見つめる二人に笑いかけて、私は見習いについていった。







『……で、何のようですか?』

見「うふふっ♪ねぇ審神者様ぁ?
ここの本丸、私にくださぁい♪」

『へぇ。やっぱり乗っ取り目的だったんだね〜。』

見「嫌って言ってもぉ、貴方に拒否権はないですよぉ♪」


見習いはそう言うと、懐からカッターナイフを取り出して自分の腕を切った。


見「キャアァァァァァァ!」

『………』


すると、遠くからバタバタと足音が聞こえて、襖が開かれた。


安「どうしたの!?って……ねぇ、主に何したの?」

『私は何もしてないですよ?』

見「安定さぁん……審神者様がぁ、突然私にぃ、カッターナイフで切りつけてきてぇ……グスッ…」

鶴「こりゃ驚きだな。君がそんな人間だったなんてな。」

一「貴方には失望しましたよ。」

『……!』


<この忌み子が!>

<気味の悪い…!>


私に向けられる視線が、昔向けられた視線と酷似していて、私は背筋が凍り付いた。

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紅キ霧雨 - 小山さん» あっ、そうなんですか!?凄い貴重なご意見、ありがとうございます!!!危うくそれが定番だと思うところでした… (2018年7月8日 22時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
小山 - ちょこっとだけ指摘。加州と安定は喧嘩はしてもブス・メンヘラとかお互いを侮辱するような言い合いはしませんよ(^ ^)何でか二次創作ではよく見かけますがね…。 (2018年6月16日 23時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 千本桜さん» ありがとうこざいます!!!面白いと言っていただけて嬉しいです! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
千本桜 - とても面白かったです!これからも更新頑張ってください!!お体ご自愛くださいね(*≧ω≦) (2018年2月1日 15時) (レス) id: e733f5adaf (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 桜吹雪さん» リク了解です!今から更新して来ますので、少々お待ちください! (2018年1月17日 17時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅桜 | 作成日時:2017年12月7日 7時

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