【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ6)

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新しい本丸に着いたぜわっしょい！

私達が使っていたところよりも少し狭く、それでもまだまだ私達だけじゃ少ないという状況だった。

資材もありったけ持ってきたしいつでも鍛刀出来る。

ワクワクするな～と鍛刀部屋へ行こうとするも数珠丸さんに止められる。

『なんか今日はいける気がするの...ダメ？」

「そんな事言われてもダメです。出陣なら私達が行きます」

そう絶対ダメだと言ってくる。
数珠丸さんがそういうならしょうがない...と諦める。

話し合いが一区切りついた後、こんのすけがしずしずと部屋へ入ってくる。

「審神者様！あのですね...今、夏のキャンペーンをやっておるのですが...」

「却下だ。今そんな事をしている暇はない」

そう言ってスパンと言い切ってくれるお爺ちゃん。頼りになるね。

っていうか泣きそうになってるよね。お爺ちゃん思い切りも大事だけどもう少し優しい言い方しよう？ね？

『こ、こんのすけ！それより政府は何とおっしゃってた！？』

そう私が聞くといきなり顔を上げる。

「1ヶ月間は刀剣男士と一緒にカウンセリング。1ヶ月後から出陣・遠征・演練・鍛刀をする事。と書いてあります」

鍛刀という文字が出てくると皆一気に困り顔になった。

「その...鍛刀をしないという事は」

「できません」

「絶対ですか？」

「絶対です」

やっぱり数珠丸さんは私に鍛刀をしてほしくないみたい。
でも、政府のためだし私1人がやらないという訳には行かない。

「分かった。こんのすけ、1ヶ月後までに心理的にも物理的にもピンッピンの元気な姿見せるからね！」と言って刀剣男士とまた駄弁る。

昔はレアを出したかった。

三条の為にお爺ちゃんを。
青江の為に数珠丸さんを。
鶯丸さんの為に大包平さんを。
皆の為に頑張って行った。
小烏丸さんに大典太さん。
私は...無理をしすぎて倒れたんだ。

何故、あの子達は私を手放したんだろうね？