【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ37)

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「はぁっ！？意味わからないんだけど...あんた達に何かする権利があるって言うの！？」

おお、宗近さんの前でぶりっ子の小文字が外れたぞ。
最初来た時は普通に可愛いと思っていたメイクが涙によって崩れ、表情が不細工なので、まるで鬼のようになっている。
そして、そのまま駆けつけた人達に連行されていった。

「主、大丈夫だったかい？」

「あいつの悪事は親の悪事とともに警察に通報してやったぜ」

そう言って私を心配して南海先生と肥前くんはこっちに駆け寄って来てくれる。
でも、その政府も証拠を揉消すんじゃ...。
もしかして...。

「やぁ、久し振りだね。元気だったかい？」

「まさか、娘の本丸が乗っ取られるとは思わなくてショックだったわ。政府もろともあいつらを消してやろうかしら」

はい、親登場。

いやね...私達の仲間がいる所に親が来るとか凄くあり得ない。

しかもこの親、自分で言うのもなんだけど子離れ出来てないんだよね。

因みに私の父親と母親は両方とも文武両道、成績優秀、顔面偏差値は私と比べ物にならない程綺麗である。

父親の名前は白愛禅と言う。
母親の名前は白愛唯。

今年で父親は35歳、母親は33歳だ。
私の年齢？聞かないでほしいな？

もう...乗っ取られたなんて言ったら見習いとその親と私の本丸の刀剣男士達がこの暴力的な母親によって色々とまずいことになるから頑張って隠し通してたのに...。

「三日月くん...だったかな？娘は絶対に渡さないよ！」

「はっはっは。彼女をお嫁さんにください」

「面白い冗談はやめてね。でも、ここまで寄り添ってくれた三日月くんになら娘を預けられるかしら...」

「そうですか。では、娘さんのお名前を教えてください」

「良いわよ。白愛『たんまたんまストーップストーップ！』」

何なのこのボケ老人...いや、まだまだあの人の外見年齢的に20代なんだけどさ。

「あら？何がいけなかったわけ？」

『いやっ、知らないの？刀剣男士に真名教えちゃダメだって！もしかしたら神隠しされるかもしれないんだよ！？』

「駆け落ちみたいで良いじゃない」

『いやっ、良くないよ？それに、宗近さんの事恋愛感情的に好きなわけじゃないし...』

確かに宗近さんがあの見習いに触られてた時少し心がチクってしたり、宗近さんが私の事を気にかけてくれてるっていうだけで、嬉しい気持ちになるけどさ...。

あー、取り敢えずここにいる人達に親の説明をするのが先だね。