【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ23)

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「あのな...鶴丸国永っていうの止めてくれないか？ ...昔みたいに国永って呼んでくれよ」

『そうだね。また主に戻れたんだしフルネームじゃなくて国永って呼ぶね』

鳴狐の件があって大分離れた距離もまた近づいてきたように思える。

そんな話をしている中、手入れ部屋がガチャリと開く。

「あ、ある...じ？」

「主殿...本当に助けていただいたのですか？」

『な、鳴狐ー！』

ずっと初期からハニーとお小夜と共に私を助けてくれた鳴狐。
そんな彼を今度は私が助ける番だった。

『お帰り、鳴狐』

「た、ただいま。主」

「ただいまでございますぞー！」

お供がはっちゃけると皆の間で笑いが漏れ出てくる。
鳴狐が笑顔になれていて自然に私も笑顔になる。

幸せになれて良かった...。

『じゃあ、今日は鳴狐特性いなり寿司だね！こんのすけも一緒にどう？』

「ややっ！鳴狐様のいなり寿司は絶品ですからね～ジュルリ...ご相伴に預かります」

「ったく...調子のいい管狐め」

鳴狐が戻ってきてから国永も大分笑顔を取り戻してきたみたいで良かった。

「鳴狐が戻ってきてくれて嬉しい...」

『そうだね！お小夜。やっとこの3人が揃ったって感じだよ！』

「違うよ。主含め4人だからね。自分を忘れないでくれよ」

『あはは～、そっか！』

「ふふっ」

ああ、楽しいな。

「主、いつになく楽しそうだな！」

「そうだな、やっぱりずっと前から一緒に居るんだもんな。大将の笑顔が見れてる俺すっげえ嬉しい！」

「俺もこれくらい笑わしぇらーるよう頑張るばい！」

「そうですね。一生この笑顔の主を守り続けたいです」

「博多は美味しいご飯作れてるからいいじゃん！博多のご飯食べてる時もあんな顔だよ！」

「そうだなぁ。俺達も頑張らなくては」

新本丸で新しく共に歩む事になった刀剣男士達はとても微笑ましく見ていたのだが...。

「俺も主にあれくらい笑ってもらいたい！」

「嫉妬は見苦しいぞ、大包平」

「そういうアンタこそ嫉妬してるだろ」

「殺気がバレバレですね」

天下五剣達は内心凄く嫉妬していたのであった。

だから、こう言おう！

「みんな！私の家族になってくれて有難う！特別扱いとかじゃなくて、皆平等に愛してるからね！」

勿論、いつもより眩しい笑顔を添えて、一人一人に抱きつけば、顔を赤くしたり、嬉しくて喜んだり桜を舞わしてくれる。