8つめ。 ページ8
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毎年300を超える倍率の正体、一般入試定員36名…今年は1名多く、19と18人、毎年2クラスしかないらしい。
そんな中、緑谷は焦って1年A組を探して駆け足で廊下を渡っていた。大きな扉の前で、緊張した面持ちで扉を開く。
飯田「机に足をかけるな！雄英の先輩方や机の製作者に申し訳ないと思わないか！？」
爆豪「思わねーよ、てめーどこ中だよ、端役が！」
入学早々緑谷は肩を落とすのだった。
飯田「ボ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
爆豪「聡明〜！？クソエリートじゃねえか、ブッ殺し甲斐がありそだな！！？」
そんな緑谷だったが、後ろから明るい声がして振り返る。そこには仮想敵から救った茶髪の女の子がいた。
「プレゼント・マイクの言ってた通り受かってたんだね！！そりゃそうだ！！パンチすごかったもん！！」
緑谷「いや！あの…貴方の直談判のおかげで…僕は…その…」
「えっ、なんで知っとるん！？…あ！
あの時のぬいぐるみの子だ！」
彼女――麗日お茶子が教室を見渡してAに気付く。耳郎と蛙吹と話していたAが、ちら、とこちらを向いてふわりと笑う。小さく手を振ったAに振り返そうとしたとき、
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここは…」
どこからか取り出したゼリーを一瞬で飲み干し、黄色い寝袋に入った彼は言った。
「ヒーロー科だぞ」
クラスメイト約全員の意見がなんかいる、とまとまったとき、寝袋から出た無精髭に表情の伺いにくい髪のその人。
「ハイ。静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね」
クラスメイトの大半が思った先生！！？という考えは、間違いではなかった。それこそ彼もプロヒーロー。
「担任の相澤消太だ、よろしくね。早速だが、
指示通りに、A組は渋々更衣室に向かった。
「あ、そうだった！！着替え中でごめんね！私麗日お茶子いうんやけど、よかったら名前！！」
更衣室で制服のボタンを外していたAに麗日が言った。手を止めたAが、麗日を見上げるようにして笑う。
『Aだよ』
麗日「じゃあAちゃんや！！試験ときはほんと助かったよー！！！」
親睦を深めた彼女らは、揃ってグラウンドに向かった。
「「「個性把握テストォ！？」」」
麗日「入学式は！？ガイダンスは！」
相澤「ヒーローになるなら、そんな悠長なことしてる時間ないよ」
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ちゅる(プロフ) - すごく面白くて初めて感想描いてみました、、いままで読んできた小説の中で一番設定が好きです！ (11月11日 0時) (
レス) id: aed173f286 (このIDを非表示/違反報告)
えと(プロフ) - 応援してます！ (2023年2月21日 2時) (レス) id: ee7dad60ab (このIDを非表示/違反報告)
⚪︎△ - 家での様子見てみたいです！おうえんしてます！！ (2022年12月7日 20時) (レス) id: 5a19af4b70 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - この作品一番好きです！ 応援してます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page36 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 可愛い 好きすぎます 頑張ってください!! (2022年9月20日 17時) (レス) @page29 id: badda1f22b (このIDを非表示/違反報告)
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