30あまり5つめ。 ページ35
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ミッド「15分経ったわ。それじゃあいよいよ始めるわよ」
ミッドナイトの声に、Aは辺りを見回す。たくさんの生徒がそれぞれ騎馬を組んでいて、それを一人一人確認し、口角を上げた。
マイク「さぁ起きろイレイザー！15分のチーム決め兼作戦タイムを経て、フィールドに12組の騎馬が並び立った！！」
相澤「………なかなか面白ぇ組が揃ったな」
マイク「さァ上げてけ
ゆっくり息を吐いて、前を向いた。自分の持ちポイントは195。チーム全体で735点。鉄哲がそれが書かれたハチマキを頭に巻き、スタートの声で走り出す。
鉄哲「実質
はやいなあ、と笑いながら足を動かす。正直に言うと、あまり自分の個性が発揮しやすくはなさそうだな、と思っていた。
『はちまき、……うーん、わかんないなあ』
緑谷からハチマキを奪うために走っていくのにただついて行きながら辺りを見回す。それぞれが取り合いに夢中で、誰もAを警戒していない。
『あ、そうだ。……よし、ちょっとおもしろそうだし、……やってみよう！』
Aは見慣れないハチマキへの好奇心は元より少しあり、遊び方も既に何通りも浮かんでいた。だからだろう、Aが個性をかけたハチマキは、Aの手に簡単に収まった。
『あっ、やっぱり、思った通りだ！』
それを鉄哲に手渡せば、驚いた顔をしたが、問い詰める間もなく次の手が来る。遠くの爆発音がAの耳によく響いた。
『ばくごー……えっと、か、かつき、くんだ、っけ。すごいなあ。おてて痛くないのかなあ。』
着々とポイントは溜まっていく。Aも時折ハチマキを手繰り寄せつつ、順位の書かれたモニターを一瞥して驚いた。
『あれ、もっと下じゃ、なかったっけ、？』
心操チームが着々と順位を上げてきていた。するとぼう、としていたところで、一瞬チームががく、と体制を崩した。
『っ、った、』
びり、と電流が指先に流れる。上鳴の帯電の個性だった。あれ、とAは口に出す。チームが体制を崩した程の電流、。
『……っはは、電気くん、やさしいなあ。』
確か爆豪のチームだったはずだ、と上鳴を見れば、確かに一瞬目が合ったが、直ぐに逸らされてしまった。
『……ちょっと、…。』
言葉の先は、爆発音で掻き消された。
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ちゅる(プロフ) - すごく面白くて初めて感想描いてみました、、いままで読んできた小説の中で一番設定が好きです！ (11月11日 0時) (
レス) id: aed173f286 (このIDを非表示/違反報告)
えと(プロフ) - 応援してます！ (2023年2月21日 2時) (レス) id: ee7dad60ab (このIDを非表示/違反報告)
⚪︎△ - 家での様子見てみたいです！おうえんしてます！！ (2022年12月7日 20時) (レス) id: 5a19af4b70 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - この作品一番好きです！ 応援してます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page36 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 可愛い 好きすぎます 頑張ってください!! (2022年9月20日 17時) (レス) @page29 id: badda1f22b (このIDを非表示/違反報告)
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