10あまり8つめ。 ページ18
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「あら、可愛らしい！！オールマイトの授業はどうですか！？」
『………楽しい？』
取材経験がまったくないAは、マスコミに曖昧に笑って答えた。たくさんの人に戸惑いつつ、断れずにあたふたし、たまたま合流した耳郎に助けてもらい、なんとか教室にたどり着いた。
芦戸「あ、おはよー！やっぱAも大変だった？」
『三奈ちゃんおはよう。うん、大変だったよ？いっぱい人がいた。』
耳郎「ウチが助けなきゃA永遠にあそこいたでしょ。」
上鳴「なあなあ何聞かれた！？」
葉隠「私気づいてもらえてなかったかも…」
クラスメイトと束の間の対談をしていると、だんだんと人が集まり、チャイムが鳴る頃には全員席に着いていた。
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相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった。爆豪、おまえもうガキみてぇなマネするな、能力あるんだから。」
爆豪「………わかってる」
相澤「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か。個性の制御…いつまでも"出来ないから仕方ない"じゃ通させねえぞ。
俺は同じ事を言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ、緑谷」
緑谷「っはい！」
相澤「加楽多、1対1での訓練、よくやった。相手が悪かったな。制限時間までよく耐えた。が、個性に頼りすぎな節がある、一旦色々考えてみろ。」
にこりといつも通り笑って頷いたAを見て、相澤も頷くと、本題に入る、と話を続ける。張り詰めた緊張の中、相澤が言ったのは、
相澤「急で悪いが今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」
「「「学校っぽいの来た──！！！」」」
切島「委員長！！やりたいですソレ俺！！」
耳郎「ウチもやりたいス」
峰田「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm！！」
青山「ボクの為にあるヤツ☆」
芦戸「リーダー！！やるやる！！」
これが仮に普通科であれば、雑務のようにも思え、手を挙げる者などいないだろうが、如何せんここはヒーロー科。他を引っ張っていく、という点でトップヒーローの素地を鍛えられる訳なのだ。
飯田「静粛にしたまえ！！」
周りが静まり返った。飯田は自身も手をあげつつ、投票で決めようと発案したのだ。己に入れることもアリとして。相澤からの許可も取れ、クラス全員での投票が始まった。
八百万「二、四、六……誰か白紙で出していますわ…」
耳郎「ぜっったいAじゃん。」
『……。』
白紙で出した当の本人は、にこにこしながらぬいぐるみを弄っていた。
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ちゅる(プロフ) - すごく面白くて初めて感想描いてみました、、いままで読んできた小説の中で一番設定が好きです！ (11月11日 0時) (
レス) id: aed173f286 (このIDを非表示/違反報告)
えと(プロフ) - 応援してます！ (2023年2月21日 2時) (レス) id: ee7dad60ab (このIDを非表示/違反報告)
⚪︎△ - 家での様子見てみたいです！おうえんしてます！！ (2022年12月7日 20時) (レス) id: 5a19af4b70 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - この作品一番好きです！ 応援してます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page36 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 可愛い 好きすぎます 頑張ってください!! (2022年9月20日 17時) (レス) @page29 id: badda1f22b (このIDを非表示/違反報告)
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