欅坂になる5

また ページ50

明日はイナズマロックフェス


リハを終えた私達はマネージャーさんのもとに集合をかけられる



マ:よね

米:みんなに聞いてほしいことがあります

欅:え、


この空気を察してよねの口から何を言われるか分かった人がほとんど

嫌だ、そんなふうに耳を塞ぐメンバー、俯くメンバー


米:私は欅坂46を卒業します


まさかこんな短い期間で二人も卒業になるとは思わなかった

みんなやっとずーみんの卒業を受け入れ始めて、一つ一つの事を今までよりも大事にやってきた


泣き出すみんな、


ずーみんの時のように話す時間を貰った


波:よね〜ｸﾞｽｯ

冬:なんでよ〜ｸﾞｽｯ



みんなとは離れて後ろにポツンと座る友梨奈
下唇を噛んで俯き、泣くのを堪えている

よねはいつも友梨奈の側に寄り添ってくれてて、友梨奈の中で何でも話せるメンバーの内の一人だったと思う


ずーみんといい、よねといい、みんな悲しいけどやっぱりずっと近くにいた友梨奈からすると余計に寂しさを感じると思う


友梨奈の横に座り、そっと背中をさする


あ:堪えてないでさ、泣きたい時は沢山泣こ

平:ｸﾞｽｯ....ｳﾞｩ...

あ:やっぱりメンバーの卒業って悲しい、寂しいよね。なんかさ...ｸﾞｽｯ


ダメだ、涙を堪えられない


あ:永遠になんて無理なのは分かってるのにさ21人でずっといたいなんて...ｸﾞｽｯ..思ってる自分がいる。でも、そんなの実際は無理なんだよ..ｸﾞｽｯ..

あ:ずっとこの活動を全員でやるのは無理だけどさ、卒業したって相談したり、遊んだりそれはできる、卒業したみんなが欅坂46成長したねって思えるようにしよ...ｸﾞｽｯ..

平:ｺｸﾝ




そろそろ帰ると言われみんなでバスへ向かう


あ:よね

米:ん？

あ:友梨奈、

米:あ、うん


私の後ろに隠れた友梨奈。
よねとしっかり話なよ、そう言ってその場を離れる


平:よね〜ｸﾞｽｯ

米:てち〜ｸﾞｽｯ


友梨奈がよねに抱き着いて、泣きじゃくってた

お互いの気持ちを伝えられたかな、




寮に戻ると


平:遥希

あ:ん？

平:ありがとう

あ:ううんwしっかり話せた？

平:うんw

あ:ならよかった




残り沢山思い出つくろ





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移行します

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