欅坂になる5

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病院に着き、待合室でカルテを書く


【小林由依 1999年10月23日・・・】


あ:よし、書けた。熱何度だった？

由:38.7

あ:高いね、38.7と。よし、お願いします

看:ありがとうございます、もう少しお待ちください


由:遥希〜

あ:いいよ、寝てても。辛いでしょ？

由:ありがとう。


ちょうど持っていた上着をかけてあげる


看:小林さん、小林由依さん

あ:由依ちゃん、行くよ

由:ﾌﾘﾌﾘ

あ:ほら、


私の背中に隠れてくっつきながら、診察室へ


医:こんにちは〜どうしたのw

あ:由依ちゃん、ここ座ってw



私のお腹に回した腕の力を強める


あ:由依ちゃん？wすいません、この子、病院苦手でw

医:嫌だよね、こんなとこ。付き添いさんの椅子用意するので、よかったら隣で

あ:ありがとうございます。由依ちゃん、おいで


素直に椅子に座ってくれた


医:風邪ですね、どーします？熱下げる注射してきますか？

あ:どーしますかね、、。

由:ﾌﾘﾌﾘ(泣)

あ:でもさ、熱下げたほうが楽だよ？お仕事にも早く戻れるし

由:、、、

あ:一瞬だし、頑張ろ？ﾖｼﾖｼ

医:一瞬だよ一瞬。なるべく痛くないようにするから、ね？

あ:すいません、お願いします

看:準備しますね


由:やだよぉ、、。


すでに目がｳﾙｳﾙしてる


あ:大丈夫大丈夫。

由:痛いよね…ｸﾞｽｯ

あ:わからないよ〜痛くないかもしれない

由:ｸﾞｽｯ



医:準備できましたよ

あ:由依ちゃん、頑張ろうか

由:遥希の上がいい、、ｸﾞｽｯ

あ:いいよ、おいで


私と向かい合って座る
肩にあごを乗せて、背中に手を回して抱きついてくる


あ:由依ちゃん袖まくろ

医:すぐ終わるからね〜


由:痛い゛〜痛いよ゛〜ｸﾞｽｯ

医:はい、終わったよ

由:痛かったよ、、ｸﾞｽｯ

あ:偉かったねﾖｼﾖｼ

医:お大事にしてください

あ:ありがとうございました





診察室を出ても私にくっついてくる

背中にいる由依ちゃんは、まだ痛かったって呟いてて可愛いw

やっさんが薬取ってきてくれるみたいだから、私達は車に


由:遥希ついてきてくれて、ありがとう。あと、気付いてくれて

あ:んーん全然。ムリしないでね

由:うん、ごめんね


帰りの車でも私の肩に頭を乗せて寝て帰りました。

甘えん坊由依ちゃんは、しっかり手も握ってくれて、、、ﾆﾔﾘ

オダナナに自慢しちゃおw





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ずーみんと米さんの卒業が発表されましたね

とても悲しいですが、最後まで、そしてこれからも応援します

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