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何人かの友達と夜ご飯食べてたらすっかり遅くなっちゃった。







「あ、Aちゃん!」





真っ暗な家路をたどっていると誰かに声をかけられた。





『誰…?』




「俺だよ俺、菊池風磨。」





彼は掛けていたサングラスを外しながらそう言った。




『え!あ!こんばんは!

サングラスしてたらわからなかった。』




「あー」





『ていうか、なんで夜なのにサングラスかけてるんですか?』





「オシャレだよ、オシャレ。」





『ふーん。』




「なにその納得いかない感じ。」





『ごめんごめん笑』





だってサングラスって夜つけたらまわり見えにくそうじゃん?


サングラスかけないからわからないけど、昼でさえ見えにくいじゃん。



まぁ最初のサングラスの外し方からしてカッコつけてた気がするから本当にオシャレなんだろうなー






「てかさ、お前こんな遅くに1人で歩いたら危ないだろ。」






『大丈夫だよ。』





「ダメだって。

女の子なんだから危ないでしょ。」






『え…』





そんな女の子扱いされたら調子狂うじゃん。




きくちってやっぱり意外と優しいのかも…






でもそう思ったのもほんの一瞬。





「だいたいお前と仲良さそうにしてた男とでも帰ってくればよかったじゃん。」





『え、誰のこと?』





「この間一緒に話しながら帰ってた男。」




私が男の人と帰るなんてことめったにないんだけど…って思い出した!


この間帰る時に話しかけられたんだ。






『あぁ、あの人ね!あの人はもう振っちゃったからたぶんもう近づいてこないと思うよ。』





「え!振った!?

今お前サラッと俺に私モテます自慢しただろ。」






『なんでわざわざいつもキャーキャー言われてるアイドルにモテます自慢しなきゃいけないのよ。

てかなんであの男と話してたことあんたが知ってるの!?』




「あ…」




私がそう言うときくちはやべぇみたいな顔して口を抑えた。




『ねぇ!なんで!?』





「俺が道歩いてたら、たまたまお前が居て目に入ってきただけだよ!」






『なにそれ、見られてたなんて気持ち悪っ。』






「しょうがないだろ、"たまたま"見えたんだから。」






やけに、たまたまを強調された気がする…笑




でも、その必死さから本当に偶然だったんだろうなって思った。

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フクフクがかり(プロフ) - とても面白いです!更新まってます! (2018年7月5日 16時) (レス) id: d2823985a1 (このIDを非表示/違反報告)
hiyo - サイコーーーー (2018年5月23日 20時) (レス) id: b9bc295153 (このIDを非表示/違反報告)
ふま - 更新楽しみ! (2018年5月5日 4時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年4月29日 7時) (レス) id: e42b9a9f74 (このIDを非表示/違反報告)
なな - ふうまくーん!! (2018年4月16日 20時) (レス) id: b8ea8cbed1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆかたん | 作成日時:2018年4月11日 9時

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