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山口弁わかりません。
(後半からピンク表現あります)
‐
緊張でガッチコチな私の予想に反して顔合わせは案外すんなりと終わった。
それどころかお腹の怪我について心配されてしまって少しばかり申し訳なさが勝ったくらいだ。
『緊張した』
夕飯もお風呂も頂いて、通されたのはかつて紀章さんが使っていたお部屋なのだとか。確かに本棚とか見てみれば見覚えのある本だとかがチラホラ見受けられた。
語弊を恐れずに言うとまだ2人の方が落ち着く。
優しいご両親だし、チョロい私なのでここも落ち着く、となるには大して時間は必要ないと思うけど。
ベッドで寛いでいる紀章さん目掛けてダイブすれば｢ぐえーっ｣とわざとらしい声が下から聞こえてくる。
『ちょっと疲れたな…』
｢まぁ司ちゃん人見知りだしね。
でもなんだかんだ仲良くなってたじゃん
母ちゃん達もびっくりするぐらいご機嫌だったし｣
『紀章さんが結婚して安心したのも大きいんじゃないです？
親心なんて分からんので想像ですけど』
｢いーやそれだけじゃないね絶対｣
『ほへー』
ちょっと退いてー、とベッドの端に促されるままに座り込む。
そこからもぞもぞと動いて仰向けになった紀章さんが｢はいどーぞ｣とばかりに手を広げたので遠慮無く腹の上にえいやと寝転がればすかさず腰に片手が回った。…さっきのやっぱ態とだな！？
もう片方の手が頬に添えられて、指が輪郭をなぞる。
すりすりと頬を撫でられる感触がこそばゆい。ちらりと彼を覗き見れば、柔らかい笑みを浮かべている。
…そんな顔されちゃ何も言えないな。
『…………んっ』
頬を撫でていた手が、後頭部へ。
そのまま引き寄せられて、唇にふにっと柔らかいものが
角度を変えて何度も啄むようなキスが落とされる。
回数を重ねてけば、じっと訴えるような視線が投げ掛けられる。口を開けば、彼の思うつぼだと小さく首を横に振るえば、後頭部に回る手の力が緩む。
息継ぎをしようと彼から離れれば、ぐるりと回転し始める視界。
酸素の足りない頭でやばい、と理解したときにはもう遅く覆い被される形で目の前に紀章さんの顔。
『ちょっとま、っ…』
｢むり｣
短い返答と、また押し付けられる唇。
さっきと違うのはねじ込まれた舌が口内を掻き回して
奥へと舌を引っ込ませようとするのに逃がさないと絡み付かれる
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愛夢(プロフ) - 紀章さん好きには堪らない作品ありがとうございます!!更新頑張ってください！ (2023年2月6日 18時) (
レス) id: 1fb4caaf97 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - Yuiさん» Yuiさん、返信大変遅くなってしまい申し訳ありません。コメントありがとうございます！マイペースに更新しているのでまた覗いて頂ければ幸いです(*^^*) (2022年2月6日 20時) (レス) id: 1b7127d9e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 紀章さんファンなんで小説を作成してくれてすごい嬉しいです！続きを楽しみにしてます！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page5 id: 3c14c8fbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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