６言！ ページ8
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「キャァアアアア!!!」
危うく落ちそうになったが、後ろから登ってきていたサンジが支えてくれた。
「ごめ、ありがとう……」
骸骨をまじかで見た恐怖からか、微かに声が震えてしまったが、馬鹿な
サンジにはバレていたようだが、ルフィに気づかれないように配慮してくれ「大丈夫か？」とそっと小声で心配してくれた。
周りは霧で囲まれている。まるで冥界に佇んでいるような錯覚に襲われ、Aはもう泣きそうだった。
「もうやだ……」
ぼそっと呟いたはずだったのだが、「なんだァ？もしかしてA、コイツ
ここまで来て、ルフィにだけは怖いのが無理だなんて死んでもバレたくは無い。
せめてここを出てから笑ってくれ。私の弱点がバレたら、いつ何をしでかすかわからない。
そんな時、とんでもないタイミングで、一瞬目(…という目もないのだが、骸骨には。)があってしまったような気がした。必死に泣きたくなるのをこらえて、平静を装っていた。
「ごきげんよう!!ヨホホホホ！」
アフロの骸骨が喋って、動いている。ぶるぶる震えながら、今日が自分の命日かな、と一人Aは考えていた。
「みろ喋ってる！ガイコツがアフロで喋ってる！」
そんな時にルフィは能天気に笑っている。
Aとサンジは返す言葉もなかった。言葉を失ったように、ルフィと得体の知れないガイコツを交互に見ていた。
それからというもの、バカな話で盛り上がっていた
骸骨なのになぜ生きて喋れるのか、骸骨は一体何者なのか、何故ここにいるのか、このボロボロの船は何があったのか、この海で起こる魔訶不思議とはなんなのか。
サンジが全てを聞いた。それは今一番聞くべき情報だと、Aは感じたが
「そんな事よりお前仲間になれ！」
と笑顔で言い放ったのだった。
Aとサンジは唖然とし、何も返せなかった。こうなる事を恐れて私たちはこいつと一緒に来たはずなのに。
「いいですよ」
骸骨が何も考えず放った一言で、Aとサンジは呆然とするしか方法は無かった。
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ゆい(プロフ) - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年3月2日 22時) (
レス) id: 2749097a3e (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の樹(プロフ) - ありがとうございます…!!まだまだ全然更新出来ていませんが、頑張っていきたいと思います！こんなに褒められたの本当に初めてなんで……嬉しいです(*´∀｀*)これからも精進していきたいと思います！ (2017年10月15日 8時) (レス) id: ece34a1d58 (このIDを非表示/違反報告)
すみれっと - これからどんどん伸びていくように感じます。本当に応援しています。長文になりました。すみません！ (2017年10月14日 23時) (レス) id: 4c0643764b (このIDを非表示/違反報告)
すみれっと - 初めまして。すみれっとと申します。私、この作品本当に好みです！ケンカ系が好きでして…しかもルフィ落ちだし。私の妄想がそのまんま入った感じです。作者さんの書き方も好きです！ (2017年10月14日 23時) (レス) id: 4c0643764b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の樹 | 作成日時：2017年9月3日 11時
