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フウカside
…じゃ、一体どーするわけよ？
いよいよ意味が分からなさ過ぎて、頭が痛くなってきた。
するとふっかーーーく溜息をついたチトセは、ホウキを握り直してまたがって。
チ「後ろに乗れって言ってんの。」
と言った。
…一瞬、驚きで固まるあたし。
う、うう、う、後ろっ！？
チトセのっ！？
理解した途端、一気に頭が混乱してアワアワし出す。
フ「チ、チトセのって……二人乗りぃっ！？」
それは考えて、なかったっ！
チトセはそーだけど、なんて返してくるけど、こっちは堪ったもんじゃない。
フ「いーよっ！あ、あたし、走ってくからッ！」
ブンブンと腕の前で手を振りまくる。
けど。
チ「バカじゃねーの。ホウキも出せないくらいフラッフラな奴が、走れるわけねーだろ。」
フ「うっ…。」
言い詰まり、グッと押し黙っていると
チ「…ホント…素直になれって。」
そんな声と共に腕を引かれて――――
結局…チトセのホウキに乗る羽目に。
チ「ハイ。んじゃ、行くよ。」
フ「っ〜〜〜…はぁい…。」
仕方なく返事して、ホウキとチトセの両方にしがみつく。
ふわりと足が地面から離れて、空中に浮かぶと。
ぐんぐんと加速していった。
あたしはそこまで乗り気じゃなかった。
あたしが乗ってもきっと邪魔なだけ。
だから、走るって言ったのに。
「素直になれって」
そんな事言うから。
それに。
(コイツ…あたしが今どんな思いで乗ってんのか、知ってんのっ！？)
さっきの出来事が蘇り、心臓がドキドキしっぱなし。
壊れる。ヤバい。
頭ではそんな事しかリピートされない。
…チトセは気づいてないのだろうけど。
きっとあたしの顔は
フ「っ…！」
…真っ赤だ。
お蔭でホウキに乗ってから、というものの何も話してない。
あんまりくっつかないようにと少し隙間を作りたいのだけど。
(も〜〜！ホウキってこんな狭かったっ！？)
少しでも動いたら、落っこちてしまいかねない。
いや、でも！
…チトセと今までこんなくっついたことないしっ…緊張するッ！
内心冷や冷やして挙動不審な動きになってしまう。
早く着かないかなっ！？という思いで焦っていると
チ「…見えた！」
急にチトセがそう言って指をさした。
フ「っ皆っ！」
皆の姿と共に…大きくなる一つの物体。
徐々にデカくなるその姿と半端ない魔力に…口を開けて固まった。
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カメレオン(プロフ) - 莉央さん» 久しぶり!!!すぎて一瞬時が止まったよ😆元気だった!? (2022年4月26日 6時) (
レス) id: 7a4cbd292a (このIDを非表示/違反報告)
莉央 - お久しぶり！！！莉央だよ！！！！！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: 045daae5eb (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - 続編行きまーすっ！応援、ありがとーございまーすっ！頑張ります！ (2020年2月24日 1時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - 莉央さん» え―っ！めっちゃ残念！せっかく友達になれたのに…。でも、これからも頑張ってね！ありがとう！ (2020年2月23日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
莉央 - ケイ！わたし占ツク辞める！！ごめんね！理由はここで話すと長いからアイリに聞いて！！ (2020年2月22日 14時) (レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2019年9月16日 18時
