無敵のスピカ

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「どうする？する？しない？」





嫌だと言ってるのに妖艶に誘ってきてるのは
Aはこれを最後にしようと決めたから？





でも、するか、しないか、で言ったら




「する、」



しかねーだろ。
もう、抑えらんない。





すぐにAの唇を奪うように塞いで
バスローブの紐をとく。




こうなりゃ、グダグダに抱いてやって
俺の事、離れらんなくしてやるから。
最後なんて言えなくしてやる。



Aの知らないAを俺が今から教えてやるよ。




そう思うのに、長いキスの後、ふと冷静になる自分がいる。







「宏光･･･？」


「やっぱり出来ねぇ。これじゃ俺はただの客じゃん。」


「でもっ、これ以外、もう会える方法はないよ？」


「あるよ。っつか考える。」





どんなリスクを侵してもAを手に入れたい。
この世界から足を洗わせたい。



体を起こして頭を抱え込む。



俺の覚悟を見たんだろうか？
Aは静かに俺に忠告してきた。





「宏光、･･･死んでもいいの？」




冗談なんかじゃない。
それは本当の死を表すのか
アイドルとしての致命傷、なのか･･･



どちらにしてもきっとそれくらいヤバい事しようとしてるんだってわかる。



でも今の俺はアイドルなんて肩書きすっぽり頭から抜ける程Aに深入りしてるみたいだ。




落ちる所まで落ちたい
いけるとこまで行きたい





・・・付いてきて？後悔なんてさせないから。







「Aを抱くまでは死なねーよ。」









DON'T WANNA DIE


Fin









・
すみません。
曲の世界観からだいぶ、かけ離れた所に行ったかもしれません。


とにかく、この曲は「許されない恋」と解釈した私は
3パターン程お話しが浮かんだのですが
その中でも今まで、書いたことのないお話しで挑戦しようと思いこのお話になりました。


なので、このお話しが私の解釈の全てではありませんし
不快になられる方がおられたら申し訳ございません。
少し遊びすぎたかな、まったくHaruってばおバカさんね、くらいに軽くあしらって頂けると幸いでございます。


あくまでも私の妄想世界ですので
暖かい目で見て頂けると助かります。






Haru

DON'T WANNA DIE …りたわかめ…1→←8

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