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〈あっ！！A！！〉
「どうした？笑そんなに慌てて笑」
Aちゃんの友達が駆け寄ってきた。
時々、この子は大学のみんなと友達なんじゃないかって疑うほど人脈が広い。
〈元木と香織が！！あんた元木と付き合ってったよね？！〉
Aちゃんはこの関係のことをなんて話すのかな。
「あぁ、別れた。笑」
え？！確かまだ付き合ってるはずって言ってったような。
ほらAちゃんのお友達もあんぐり口を開けてる。
「夏休みに別れたんだよね。」
2人とも恋人としてお互いを見れなくなったんだよね。
「でお互い夏休み開けたら彼氏と彼女できてたわけよ。笑」
Aちゃんの友達は俺の顔を見てなんか納得した様子だった。
「言うのが遅くなってごめんね。」
〈いいのいいの！！A次は大切にしてもらうんだよ！〉
と言いながらAちゃんの友達は別方向に歩き出した。
竜「湧くんが浮気して、、言わないの？」
今の言い方は湧くんを誰も責めない。
「Aは湧も香織も大好きだよ？だからいいの。」
2人が後ろ指を指されるなんて絶対だめ。
竜「Aちゃんはいい子すぎるんだよ。」
ｰｰｰ
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2022年10月9日 18時
