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蓮「どんな姉ちゃんでも舘さんは受け入れられますか?」




その目黒の問いかけに迷うものは何もなかった。



涼「もちろん。」



もう絶対にAから逃げない。



記憶がなくなってもAはAだから。



蓮「着いてきてください。」



目黒は慣れたように施設の中を進む。



もちろん、スタッフさんは挨拶をしてくださる方もいたがそれ以上に利用者さんのお世話に追われて周りが見えてない人もいた。



俺と目黒が透明人間なんじゃないか?って疑ったくらい。



俺はいちいち、驚きながら目黒の後を追っていたが目黒は驚きもせずにどんどん進んで行った。



ここがこのことがいつもの雰囲気なんだと思うと泣きそうだ。



もしかしたらAもこの状態かもしれない。って思うと泣きそうになった。



会うのも怖くなった。



けど『Aに会いたい』と思う気持ちは変わらなかった。



蓮「ここです。」



【目黒A】



と書かれたネームプレートからも彼女の愛おしさを感じた。

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ちゃんち - 切ないけど悲しくならない、お話の纏った雰囲気が素敵です。更新楽しみですー!! (2020年11月27日 2時) (レス) id: a13bbb0b85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 続きが気になる作品です。更新楽しみに待ってます (2020年11月15日 14時) (レス) id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆさ | 作成日時:2020年10月29日 18時

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