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メンバーが家に来る前にAとの思い出のものは全部押し入れに入れた。
2人で撮った最後の写真を手に取る。
涼「これでいいんだよな。A」
もういい加減忘れないとな2人の思い出は過去のものだ。
俺は写真立てを押し入れの中の奥の引き出しにしまいそっとドアを閉めた。
『わぁーこのお部屋めっちゃ広いね〜』
涼『住むならここかなと思って。笑』
『でも2人で住むには広すぎない？？』
涼『いつか家族が増えたらちょうどよくなるだろ？』
『もう涼太ったらー！！』
顔を恥ずかしそうに赤らめるAを思い出した。
『ここにしようか！！』
2人でここに内見に来た時からAとの思い出をたくさん作られていた。
あの時はAとずっと生きていくつもりでいた。
結婚してAとの子どもも出来て
そんな来るわけないのに思い描いてた。
涼「そろそろ、引っ越そうかな。」
その声は部屋の静寂な部屋に消えていった。
ｰｰｰ
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ちゃんち - 切ないけど悲しくならない、お話の纏った雰囲気が素敵です。更新楽しみですー！！ (2020年11月27日 2時) (
レス) id: a13bbb0b85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 続きが気になる作品です。更新楽しみに待ってます (2020年11月15日 14時) (レス) id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2020年10月29日 18時
