家に、北山ってやつが住み着きました。

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玉森side





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さっき倒れた人も、今来た人も


どうやらみつのこと知ってるみたい





交友関係が広いみつのことだけど、大体は写真見せてもらったりで知っているが



この人達のことは見たことがなかった





｢みつとはどこで？｣





別に今聞くことじゃないのに、なぜか気になってしまう





横｢みっちゃんは…いつからここに｣





答えになってないし、そもそも俺の質問を聞いてないみたいだし




｢…もう、１ヶ月になるかな｣




横｢…じゃあ、俺らが見てきたみっちゃんは？｣




｢……は？ちょっと、何言ってるかよく分からないんですけど…｣




横｢……すみません｣






気が動転してしまっているのか、どっちにしろこの様子じゃ…仲は、良かったんだろう





きっと、さっき倒れた人も






横｢事故…とか、ですか？｣




｢えぇ、車とぶつかって……ずっと眠ってたんです。みつ、よく寝る人だから…｣






でも、流石に



ちょっと寝すぎなんじゃない、みつ





寝起き絶対悪いよなこれ、笑




……まぁ、いいよ



寝起きの悪いみつでも、俺は好きだし






｢……でももう、俺無理だ｣




宮｢たま……｣







宮田が、背中に手を回してくれて、


震えてる俺の肩を優しく摩ってくれている






｢もう限界……早く起きてよ｣






初めて会った人に、泣き顔まで見られちゃったよ




どうしてくれんの、みつ







起きたら、ハグくらいしろよな……っ






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