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「ごめん、昨日連絡できなくて」
バスルームから出ると、三ツ谷くんの話し声が聞こえて思わず足を止める
「うん普通に飲み。自力で帰れそうになくて、4人で飲んでたからほかの2人はもうそういう感じで俺しか面倒みれなくて泊まった。家知らなくて、あーそう高校の時の元カノね」
そのまま自然と続けられた言葉に思わず2度びっくりする
おそらく口調からして三ツ谷くんが話してるのは彼女さんだろう。
時間はまだ6時前。この時間まで彼からの連絡を待っていたのか、朝起きて彼からの連絡がなくて電話したのか、どちらにせよ彼女さんに申し訳ない気持ちになる。
こんなことを話していいのだろうか
少なくとも自分の彼氏がアルコールの入った状態で酔っ払った女の子とホテルに泊まったなんてどれだけ説明されても安心できるはずがない
加えて元カノだなんて。
「大丈夫だよ、本当に何も無いから」
という三ツ谷くんの言葉を聞いて不覚にも
あぁ、そうかと納得してしまった
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作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時