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高校1年生で、同じクラスで、最初見た時から他の男の子にはない妙に大人びた雰囲気に惹かれてた


席が近かったわけでもないし、積極的に男の子と話すタイプでも無かったから関わる機会もなかったのに







高校2年生になってたまたまクラスが一緒で、たまたま最初の席替えで隣になった三ツ谷くんは






「Aさんだよね?去年も同じクラスだったよね」


と、話しかけてくれたあの笑顔は今でも鮮明に思い出せる







そこから私たちが付き合うまで、そんなに時間はかからなかった。



あとから聞けば三ツ谷くんも1年生のときから興味をもってくれてたらしいが、なかなか話しかけられなかったんだとかなんだとか。






お互いに束縛なんてするタイプでもなかった私達は高校生にしては随分と落ち着いた、大人びた恋愛をしていたと思う。




実際三ツ谷くんがいつ誰と何してるか、詳しく知ってることなんて無かったし三ツ谷くんも私が何時どこで誰といるからなんて質問してくることも無かった。




だけど三ツ谷くんのほうが私より少し大人だったような気がする。







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作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時

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