sweet beautiful love

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川村さんと別れて、廊下を歩いていた時、



「あ、Aさん。」





自分を呼ぶ声がして振り向くと、慎くんがいた。





『あ、慎くん。どうしたの .?』



慎 「あの…壱馬さんのこと、好きになったり…してません、よね ?」



『えっ…』




胸がドクンと鳴る

どうしてそんなこと聞くんだろう。




慎「壱馬さんはダメです。

好きになるならもうあの場所にはいかないで。」


ちょっと泣きそうで悲しい声で私にそういう慎くん。


『なんでそんなことを言うの ?』




慎 「お互いの…ためです。」





またそれだ…
いつもよく意味がわからない。





…でも




『大丈夫 !!好きになんて、ならないから !!』





私は精一杯の笑顔でそういった。

…嘘をつくのって、こんなに苦しいんだ…。

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