sweet beautiful love

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あれから数日。

あの日以来、私はあの場所に行けていない。
川村さんにしつこいとか思われたくないし…
何より会いたくても川村さんに会うとなぜかドキドキして、あの表情を見ると胸が痛くて、行きたいけど、行けないんだ。




私にはこの感情がなんなのかわからない。

ヘアピンを落としたままで、どうしても取りに行きたい。
でも…

私、何でこんなに苦しいんだろう。








北 「A ..??

なんか最近変だよ ?」


いつの間にか授業は終わっていて、みんなちらほら部活に行き始めていた。


『ん ..?え、そう ?


全然 !!いつもと変わらないよ !!』




無意識にボーッとしてしまっていた私は、北ちゃんにばれないように必死に首を振った。







北「うそ、何か隠してるでしょ 」




そう言って私のほっぺをツンツンする北ちゃん。





『な、何も隠してないよ !!!』




北「動揺しすぎ。笑

絶対隠してる。」



『 隠してないって !!』





あ、北ちゃんならあの感情の正体が分かるかな。







『ねぇ、北ちゃん。胸がざわざわして、たまに息が苦しくなる感情ってなに ?』





私の最近の悩み。
北ちゃんなら分かるかな。




北「え、呼吸困難 ?((」


『感情だってば !!』


すぐ変なこという …



北「 …恋 ?」



え ???!
今なんて …
恋 ?!これが…恋なの ..?

いや、そんなはずない。

だってそしたら私、川村さんのことが好きってこと ?!







私が訳もわからず同様していると、



北 「……A ?

え、まさか好きな人ができたの ?」



『で、できてない !!』



北 「……顔真っ赤。」




えええ、うそでしょ。



私の初恋が川村さん ?

まだ会って一日だよ ?


ありえない…




『ちっ、違うから !!…じゃあね、北ちゃん !!』



私は慌てて帰る準備をして教室を出た。

本当は今日北ちゃんは部活休みだから一緒に帰る約束してたんだけど…







北 「…え、なにあれ。

恋……してるの ?」

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