ニノ111 ページ20
外に出ると生暖かい風がふいていた。
なんともいえないようなむわっとした風だ。
空は薄暗いが町全体は明るい。
街頭のせいだろうか。
車に乗ると有明さんのはしゃぐ声が聞こえた。
有「みんなのったね！出発しんこー！」
翔「おー！」
二「おー」
こぶしを突き出す翔ちゃん。
翔「５人でお出かけだね。」
大「ひっさびさだな。」
しかも運転は有明さん。
俺は運転席に身をのりだした。
二「ねーねー」
有「はぁい」
有明さんに話しかけると運転に集中しているのかこちらを見ずに返事をした。
有「どうしました？」
二「音楽かけて。」
有「はいはい。なにがいいですか？」
CDラックを渡してくれてその中をあさくると５×１０のディスク２がでてきた
二「じゃあーこれ。」
サクラ咲ケから始まり曲をバックミュージックに話しているといつの間にかカウンターが最後になっていた。
そして優しい音色が車内を包んだ。
相「あ・・・」
潤「５×１０だ・・・」
みんなの声がしずまりかえり音楽に耳を傾ける。
本気で泣いて本気で悩んで本気で笑って本気で生きて
今の俺にぴったりの歌詞。
今までこんなに生きたいと願ったことがあっただろうか。
生きていることが当たり前で当然でありがたみを感じたことはあっただろうか。
あったとしてもうわべだけだったはずだ。
一人ぼっちで覗いた空をあなたは見ているのかななら歌うよ 空に向かって そう力の限り
これは相葉さんが考えた歌詞。入院してたときに考えた事なんだって。
１人じゃない、気持ちはつながっている。
そう思わせてくれる歌詞。
今の俺にとって一番の励みになる言葉
この歌は俺らの唄。俺らの誓いの唄。１００年先も永遠に愛を誓った唄。
そう
二「永遠・・・」
翔「ニノ・・・」
隣に座る翔ちゃんが悲しそうにおれをみる。
二「１００年先も俺のこと忘れないでいてくれる？」
大「わすれるかよ・・・」
二「ずっと・・・嵐でいさせてくれる？」
潤「あたりまえだよ。」
視界が涙でゆがんできた。
なんとか泣かないようこらえたけどポタリとおちる一滴のしずく。
あぁ。俺が怖いのは、一番恐れているのは「死」じゃないんだ。
この人たちの世界から消えることなんだ。忘れ去られてしまうことなんだ。
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黄色 - もう！久しぶりに心からたくさん泣いちゃいましたよ！いや私もまだわからないんですが生まれつき明らかっていうか人と違うとこがたくさんあってこの物語を見てて今があるうちに自分を愛してくれる人に会いたいと思いました。 (2018年4月6日 22時) (
レス) id: d3b7c00bc5 (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - ニャンカさん» 投票ありがとうございます！！追加しました。移行したのでそちらにも遊びにきてください！ (2014年9月14日 18時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ニャンカ(プロフ) - 嵐ドクターが続きみたいです (2014年9月6日 8時) (レス) id: 5af7d3eead (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - さほさん» はじめまして！詳しくありがとうございます。大変助かります。まだ@ニーノの腰痛に決まって無いのでなんとも言えませんが、もしそれに決まれば是非参考にさせてください！ (2014年8月30日 9時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - 和奈さん» はい！ホントすいません。時間がある限りがんばろうとはおもってるんです。笑 (2014年8月30日 9時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2014年6月14日 17時
