暇がなくなりました

暇つぶし３８ ページ39

囚人)待たせてしまってすまない。


墓守)大丈夫だ。


食堂に戻ると墓守さんが隅っこの方で座って待っててくれた


墓守)ご飯を取ってくる。ここに座って待ってろ。


指定された椅子に座ると墓守さんとバルサーさんはご飯を取りに行った


二人が来るまで机を眺めていると目の前にチャリ…と鍵が置かれた


貴方)私の部屋の鍵…。


後ろを見るとキャンベルさんがいた


貴方)鍵閉めしてくれたんですか？


探鉱)若い女性は狙われますからね。それじゃ。


キャンベルさんは優しい人だなぁとか考えながら鍵をポケットにしまっていると二人がご飯を持って戻ってきた


囚人)適当に取ってきた。食べきれなかったら残せよ。


ご飯を机に置いて私の両隣に二人が座る


墓守)…そわそわしてどうした？まだどこか痛むのか？


墓守さんが私の背中をさする


貴方)おいしそうだなって思って…。


墓守)そうか、ならいい。早く食べよう。


今日の献立はきのこのクリームスープとパン、キッシュとチーズとサラダ


囚人)これ、美味いな。


墓守)これはなんだ…？


貴方)それはガトーショコラですね。チョコケーキですよ。


デザートにガトーショコラもあった


食堂のご飯はめちゃ美味い


囚人)なぁ、さっきから思ってたんだが…何か俺等に隠してることあるよな？


墓守)そうなのか…？


貴方)いや。


囚人)ふーん…あんた命の恩人に隠し事するんだ？


バルサーさんが私の頬をつつく


貴方)そんなことは…。


囚人)じゃあ何？


貴方)えと…。


囚人)ん〜？


貴方)お二人の好きな物なんだろなぁ…って。


瀕死のところを助けてもらったんだ、お礼くらいしたいなという気持ちで聞いてみる


墓守)僕たちはお礼目当てで助けたんじゃない。


貴方)でも…。


墓守)助けられるなんていつものことだろ。


囚人)まぁまぁ。せっかくお礼するって言ってくれてるんだ、素直に受けよう。


墓守)ルカ。


囚人)もちろん、お礼を受け取るのは今回だけだからな。


貴方)分かりました！


囚人)でも、困ったなぁ…今欲しいものなんてないし。


墓守)俺もないな。


貴方)じゃあ、欲しい物が決まったら私に言ってください！


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この前、友人に何してるか聞かれたので答えずにいると怒られました。小説書いてるなんて言えるわけねーじゃん。

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